5分でわかる!アルヴァ・アアルトの家具や照明たち。

「森と湖の国」と呼ばれるフィンランド。

その自然豊かな国のフィンランドを代表する建築家である「Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)」は建築だけでなく、多くの家具や照明なども手掛けています。

今回はそのアルヴァ・アアルトがデザインした家具や照明を紹介したいと思います。

 

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ちなみにアルヴァ・アアルトは本名ではなく、アアルトはフィンランド語で「波」という意味です。

 

チェア

まずはチェアから紹介したいと思います。

 

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アアルトがArtek(アルテック)のためにデザインしたチェアはどれも魅力的なモノばかり。

 

No.65

1935年にデザイン。

ヴィープリ図書館に納品されたため、ヴィープリチェアとも呼ばれています。No.66やNo.68の原型になったモデル。

 

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No.66

1935年にデザイン。

N0.65より幅広の背もたれを使用しているため、もたれかかりやすい。ムーミンっぽく見えるのは私だけでしょうか。

 

No.68

1935年にデザイン。

背もたれが細くシャープなため、椅子全体が軽やかな印象。

 

No.69

1935年にデザイン。

アアルトスタジオではワークチェアとしても使用。個人的にはアアルトのチェアの中では一番好きかな。

 

K65 

1935年デザインのハイチェア。

カウンターなどで使えるハイタイプの椅子で背もたれ付きの椅子は少ないんですよね。

 

No.64

1935年デザインのハイスツール。

一番有名なハイスツールではないでしょうか。

 

No.611

リネンのウェービングテープを使用したシンプルなチェア。

この椅子、実はスタッキングもできるんです。

 

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スツール60

Artek(アルテック)を代表する商品のStool60は1933年にデザイン。

1つは持っておきたい定番のスツール。

アップルの創業者スティーブ・ジョブズも褒めたたえたことでも有名。

スタッキングしたときの佇まいも美しい。

個人的には4本脚より3本脚。

人気店・スコープではリノリウムを21色も別注しており、非常に人気です。

https://kagu.tokyo/entry/scope_stool200209

 

スツールE60

1934年デザイン。

スツール60との違いは脚が3本か4本という点。

安定感をもとめるならこちら。

無印良品では特別なアアルトスツールがあるのを知っていますか?

https://kagu.tokyo/entry/scope_stool200209

 

スツールX600

 

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アアルトレッグの進化系、ファンレッグ(Xレッグ)は曲木で作るアアルトレッグを5本合わせて扇形に成形している。

 

ベンチ(153)

1945年デザインのベンチ。

Lレッグを使用した一連のシリーズでは後期のデザイン。ダイニングで使うのもいいですが、個人的には壁につけて置くのが好きです。

こんな使い方も素敵ですよね。

アアルト邸ではベッドの脚先に置かれてました。

 



イージーチェア

パイミオチェア(No.41)

アアルトを代表する建築の1つパイミオのサナトリウムのために設計。

フレームも背と座も積層合板を使用。くつろぐためではなく、姿勢を正し結核の症状を和らげる目的でデザイン。

 

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タンク(400)

幅広のアーム、分厚い座面、低重心の重量感あるデザインからタンク(戦車)という呼び名が付きました。ゼブラ柄のファブリックもインパクト大です。

これに座ってゆっくりコーヒーでも飲みたいですね。

 

401

オランダのヘラ・ヨンゲリウスが張地を一新。

座った時にしなることで生まれる絶妙な座り心地が最高です。

 

ラウンジチェア43

 

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側面からの曲線が美しいラウンジチェア。

アアルトの名作住宅マイレア邸のためにデザイン。

 

テーブル

テーブルは四角や丸など様々なバリエーションがあります。

 

長方形 80A・81B etc

1935年デザイン。

スタンダードな飽きがこないデザインが素敵です。サイズや形状など種類が豊富。

 

正方形 81C

 

円形  90A・90B・91

丸はやわらかな雰囲気。

 

半円形  95

壁につけて。椅子2脚があれば十分。

新婚さん、いかがでしょうか。

組み合わせて使用することもできますので、家族が増えたら後々買い足すのもありですね。

 

ネストテーブル88

北欧家具によく見られるネストテーブルをアアルトもデザインしてます。

蟹っぽく見えるのは私だけ?

 

 

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その他

ティートローリー(900)

1937年のパリ万博で発表。

 

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アアルトの自邸では花瓶が飾られていました。

 

パーテーション(100)

アアルトの建築の雰囲気を身近に感じられるパーテーション。パイン材を使用。

使わない時は丸めて収納することもできるので、急な来客時に部屋を仕切ったりもできます。

 

ベッドフレーム

お洒落なベッドフレームってあまりないですよね。

あとはハーマンミラーから出ているジョージ・ネルソンのシンエッジベッドぐらいかな。

storesystem.hermanmiller.co.jp 

 

広島の尾道にある古民家をリノベーションしたホテル「水尾之路」にシンエッジベッドが使用されています。

www.mionomichi.com

 

アンブレラスタンド(115)

この真鍮の感じが素敵。

使い込むほどに味が出ていきます。

 

112B WALL SHELF

壁掛けのシェルフを付けると、部屋の雰囲気がグッと良くなりますよね。

立体感が出るからでしょうか。

 

照明

A331 Beehive

1953~1954年デザイン。

形状からもわかるように「Beehive」とは「蜂の巣」という意味です。

 

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アアルト自邸のリビングでも使用されています。

A330

「Golden Bell(ゴールデンベル)」と呼ばれ、アアルトの照明の中でも一番人気があります。

 

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1937年、サヴォイ・レストランのためにデザイン。

80年以上経った今でも、サヴォイレストランで使われ続けています。カフェなどとの相性も抜群です。

A110

形状から付いた名前は「手榴弾」

ちょっと恐ろしい名前の照明ですが、照明自体は可愛いですよ。

 

雑貨

サヴォイベース

ヘルシンキのサヴォイレストランのため1936年にデザインしたフラワーベース。

MoMAのパーマネントコレクションにも選出されており、今はイッタラから販売されています。優雅な曲線はフィンランドの湖をイメージ。

 

アイノ・アアルトシリーズ

1932年に最初の妻、アイノ・アアルトがデザイン。

水の波紋からインスピレーションを得たリング状のデザインが特徴。元々は製造時にできる気泡を目立たなくするためでもありました。

 

クッション・シエナ

アアルトが1954年でデザインした「SIENA(シエナ)」は規則的でありながらも手描きによる柔らかさが特徴。 アアルトが愛したイタリアの都市と建築から着想を得てます。

 

クッション・H55

北欧のモダンデザインを語る上で最も重要な出来事のひとつともいわれる「H55」はスウェーデンのヘルシンボリで1955年に開催されたデザインの博覧会です。

 

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そのH55のためにアアルトの2番目の妻、エリッサ・アアルトがデザイン。

 

余談 「アアルト展」に行った時の話

葉山で開催されたアアルト展に行った時の話です。最高でした。

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アアルト

 

おわりに

いかがでしたか。

アアルトがデザインした家具や照明、雑貨はデンマークのハンス・J・ウェグナーやボーエ・モーエンセンなどともまた違った雰囲気があって素敵です。素朴というか、土着的というか。

これから日本でももっと人気が出てきそうな予感がするのは私だけでしょうか。

まぁ、今でも十分人気なんですけどね…

 

アアルトについてはこちらでもまとめてます。

アルヴァ・アアルト_カテゴリー