【5分でわかる】アルヴァ・アアルトの家具や照明たち。

「森と湖の国」と呼ばれるフィンランド。

その自然豊かな国のフィンランドを代表する建築家である「Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)」は建築だけでなく、多くの家具や照明なども手掛けています。

今回はそのアルヴァ・アアルトがデザインした家具や照明を紹介したいと思います。

 

他にもウェグナー・モーエンセン・ヤコブセンなどもまとめていますので、ぜひこちらも併せてチェックしてみてください。

「5分でわかるシリーズ」

 

目次

アルヴァ・アアルト代表作

椅子 / チェア / スツール

まずはチェア・スツールから紹介したいと思います。

 

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アアルトがArtek(アルテック)のためにデザインしたチェアはどれも魅力的なモノばかり。

 

スツール60

Artek(アルテック)を代表する商品のStool60は1933年にデザイン。

1つは持っておきたい定番のスツール。

デザインに対する並々ならぬこだわりを持っていたアップルの創業者スティーブ・ジョブズも褒めたたえたことでも有名。

 

スツール60スタッキング

スタッキングしたときの佇まいも美しい。個人的には4本脚より3本脚が好きです。

【3本脚】スツール60 詳細はこちら

 

 

超人気店・スコープではリノリウムを18色も別注しており大人気です。

私も買いました…

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スツール60・90周年モデル

 

スツールE60

1934年デザイン。

スツール60との違いは脚が3本か4本という点。より安定感をもとめるならこちらがおすすめ。

【4本脚】スツールE60 詳細はこちら

 

 

スツールX600

 

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アアルトレッグ(Lレッグ)の進化系、ファンレッグ(Xレッグ)はアアルトレッグを5本合わせて扇形に成形。

スツール60より手が込んだアーティスティックな1脚。

 

おすすめの名作スツールはこちらで紹介してますので、ぜひあわせてチェックしてみて下さい。

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チェア 65

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1935年にデザイン。

ヴィープリ図書館に納品されたため、ヴィープリチェアとも呼ばれています。

 

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チェア66、68の原型になったモデル。

「チェア 65」詳細はこちら

 

チェア 66

1935年にデザインされた「Chair 66」

 

先ほどのチェア65より幅広の背もたれを使用しているため、座ったときの安定感があります。

「チェア 66」詳細はこちら

 


Yチェアの2024年の限定モデルが4/2~販売スタート!

人気のオンラインショップ「CONNECT」ではYチェアの全仕様が ポイント10倍!

「Yチェア ミニ」詳細はこちら

 



さらに展示品のYチェアやルイスポールセンなどがアウトレット価格で販売中!他にもお得なアウトレットアイテムが多数あるのでぜひチェックを!

「CONNECT」アウトレットはこちら

 


既に販売が終了しているルイスポールセンの2023年限定モデル Luna(ルナ)を発見。

【特典付き】PH 2/2 Luna(ルナ) テーブルランプ

 

【6/1~価格改定】LE KLINT(レクリント)

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チェア 68

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1935年にデザイン。

 

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背もたれが細くシャープなため、椅子全体が軽やかな印象。

 

チェア 69

1935年にデザインされたアアルトの椅子でも人気が高い「Chair 69」

アアルトスタジオではワークチェアとしても使用されていました。

 

個人的にはアアルトのチェアの中では一番好きなモデル。

迷ったらこの椅子を選んでおけば間違いはありません。

「チェア 69」詳細はこちら

 

人気オンラインショップ「スコープ」では、木目を選んで購入することができます。

【個別販売】チェア69 販売ページはこちら

 

チェア 69はこちらでも紹介してますので、ぜひあわせてチェックしてみて下さい。

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K65

1935年デザインされた「チェア65」のハイタイプ。

ちょっと背があるだけでも座ったときの安定感がだいぶ違います。

 

カウンターなどで使えるハイタイプの椅子で、背もたれ付きのタイプは少ないので、これはおすすめ。

 

64バースツール

1935年デザインのハイスツール。

一番有名なハイスツールと言っても過言ではないでしょう。

 

脚置きが強度を高める役割があり、デザインのポイントにもなっています。

高さは65㎝と75㎝の2サイズ。

64 バースツール(65cm) 詳細はこちら

64 バースツール(75cm) 詳細はこちら

 

ハイスツール・カウンターチェアの名作はこちらで紹介してます。

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No.611

リネンのウェービングテープを使用したシンプルなチェア。

 

スタッキングもできます。

「チェア 611」詳細はこちら

 

名作椅子が好きならぜひこちらも。

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ベンチ(153)

1945年デザインのベンチ。

Lレッグを使用した一連のシリーズでは後期のデザイン。

 

ダイニングで使うのもいいですが、個人的には壁につけて置く使い方も好きです。

アアルト邸ではベッドの脚先に置かれてましたし、小さめのテレビであれば、TVボードとしてもいいですね。

 

サイズはW112.5cmとW72.5cmの2サイズ。

「ベンチ」詳細はこちら

 

アアルトベンチなどの名作ベンチはこちらにまとめてます。

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ラウンジチェア / ソファ

パイミオチェア(No.41)


1932年、アアルトを代表する建築の1つパイミオのサナトリウムのためにデザインした「Paimio Chair(パイミオチェア)」

 



アアルトらしい流れるような曲線は100年近くも前にデザインされたとは思えない、今見ても美しいデザイン。

ちなみにパイミオチェアはくつろくためではなく、姿勢を正し結核の症状を和らげる目的でデザインされています。

 


ゆったりとくつろいで座るなら、シープスキンを活用するのもおすすめ。

「パイミオチェア」詳細はこちら

 

パイミオなどのラウンジチェアの名作はこちらで紹介してます。

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タンク(400)

幅広のアーム、分厚い座面、低重心の重量感あるデザインからタンク(戦車)という呼び名が付きました。




ゼブラ柄のファブリックが一目見ると忘れられないほどのインパクト。

「タンクチェア」詳細はこちら

 

アームチェア401

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座ったときの適度なしなりが抜群の座り心地を提供してくれる「アームチェア401」

こちらはオランダのヘラ・ヨンゲリウスが張地を一新したタイプ。

 

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頭を少し覆うようなデザインが特徴的。

「アームチェア401」詳細はこちら

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ラウンジチェア43

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曲線が美しすぎるラウンジチェア。

 

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アアルトの名作住宅マイレア邸のためにデザイン。

 

デイベッド(710)

Lレッグの上に木製のフレーム、さらにクッションを乗せたシンプルなデザインながらも一目でアアルトデザインとわかるソファ。

 

背クッションは置いているだけなので、取り外してデイベッドとしても使えます。

「デイベッド」詳細はこちら

 

テーブル

テーブルは四角や丸など様々なバリエーションがあります。

「アアルトテーブル」一覧はこちら

 

長方形 80A・81B etc

1935年デザイン。

スタンダードな飽きがこないデザインはまさにロングライフデザイン。サイズや形状など種類が豊富。

 


デスクとして使うのもいいですね。

おすすめの名作デスクはこちらで紹介してます。

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正方形 81C

コンパクトなサイズ感なので、1人暮らしにもおすすめ。

 

円形  90A・90B・91

 

丸は長方形や正方形タイプと比較してもさらにやわらかな印象を受けます。

半円形  95

壁につけて、椅子2脚があれば十分。新婚さん、いかがでしょうか。

 

組み合わせて使用することもでるので、家族が増えたら後々買い足すのもアリですね。

「アアルトテーブル」一覧はこちら

 

ドロップリーフテーブル DL81C

ドロップリーフテーブル

 

75cm角のコンパクトなダイニングテーブルは、折りたたまれた天板を広げることで幅112.5cmになり、3~4人で使用することができるようになります。

限られた空間を有効活用できる便利なテーブル。

「ドロップリーフテーブル」詳細はこちら

 

サイドテーブル606

1932年、アアルトの妻「アイノ・アアルト」がパイミオのサナトリウムのために1932年にデザインした「606 サイドテーブル」

 

現在、現行で販売されているアアルト夫妻の家具ではスツール60に次いでリーズナブル

さらに持ち運びもしやすく使い勝手がいいこともあり、人気があります。

「サイドテーブル606」詳細はこちら

 

アイノ・アアルトについてはぜひこちらも。

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ネストテーブル88

北欧家具によく見られるネストテーブルをアアルトもデザインしてます。

1935年にデザイン。

組み合わせてはもちろん、単体としても使用しても様になります。

 

蟹っぽく見えるのは私だけ?

 

他にも名作ネストテーブルはこちらで紹介してます。

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その他

ティートロリー(900)

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1937年のパリ万博で発表。

左の端にある取っ手を持ち上げて移動させるティートロリー。

 

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天板はタイルを使用。バスケットのナチュラルな感じがタイルとの相性も抜群。

 

 

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アアルトの自邸では花瓶を飾って使用されていました。

「ティートロリー(900)」詳細はこちら

 

ティートロリー(901)

ティートロリーはもう1種類。



天板が2種類あり、ホワイトはラミネートでブラックはリノリウムとそれぞれ素材が異なります。

 



バスケットもなくシンプルなつくり。サイドテーブルやコーヒーテーブルのようにして使うのもいいですね。

 

iconブラックはより引き締まった印象。

「ティートロリー(901)」詳細はこちら

 

ティートロリーは他にもありますので、こちらで詳しく紹介してます。

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パーテーション(100)

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アアルトの建築の雰囲気を身近に感じられるパーテーション。素材はパイン。

 

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これが1つあるだけでアアルトの建築に迷い込んだかと錯覚するかも…

使わない時は丸めて収納することもできるので、急な来客時に部屋を仕切ったりするのにも便利。

「パーテーション」詳細はこちら

ベッドフレーム

アアルトはベッドフレームもデザインしてます。

先ほど紹介したデイベッドはこの上にクッションを置いてます。

 

おしゃれなベッドフレームは少ないので貴重な存在。

「ベッドフレーム」詳細はこちら

 

アンブレラスタンド(115)

一目でアアルトのデザインとわかる傘立て。

デザインはもちろん、コーナーに設置しやすい三角形の形状をしているため、省スペースで収まるのもこの傘立ての優れているところ。

 

受け皿の真鍮の感じが素敵ですね。使い込むほどに味が出ていきます。

「アンブレラスタンド115」詳細はこちら

 

 

アンブレラスタンドの名作はこちらで紹介してます。

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ウォールシェルフ 112B

アアルトのシェルフといえばこれ。ヴィンテージでもよく見かけますね。

 

壁付は取り付けが少々手間ではありますが、存在感は抜群です。

シンプルながらも実用性と美しさどちらも兼ね備えた名作シェルフ。

「ウォールシェルフ」詳細はこちら

 

収納の名作アイテムはこちらで紹介してます。

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照明

ゴールデンベル(A330)

1937年、サヴォイ・レストランのためにデザイン。

「Golden Bell(ゴールデンベル)」と呼ばれ、アアルトの照明の中でも一番人気があります。

 

80年以上経った今でもサヴォイレストランで使われ続けており、カフェなどとの相性も抜群です。

ゴールデンベルなどの北欧の名作照明はこちらで紹介してます。

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ビーハイブ(A331)

1953年、アルヴァ・アアルトがデザインした「蜂の巣」の愛称で親しまれている「BEEHIVE(ビーハイブ)A331」

 

等間隔に刻まれたスリットから漏れる光がシェードを包み込むように照らします。

上下に開口があるので、程よく光を上下に拡散してくれます。

「BEEHIVE」詳細はこちら

 

手榴弾(A110)



形状から付いた名前は「手榴弾」

 


ちょっと恐ろしい名前の照明ですが、照明自体は可愛いですよ。

「手榴弾A110」詳細はこちら

 

ビルベリー(A338)


1950年、ルイ・カレ邸のためにデザイン。

変わった形状はアートを照らす目的でデザインされたため。

「ビルベリー」詳細はこちら

 

AMA500



1941年にアアルト夫妻の最高傑作といわれるマイレア邸の図書室のために妻のアイノ・アアルトがデザイン。

 


シンプルながらも上品さも兼ね備えた美しい照明。

現在でもマイレア邸で使用されています。

「AMA500」詳細はこちら

 

人気のオンラインショップ「スコープ」には別注色があります。

 

アイノ・アアルトについてはぜひこちらも。

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A201


こちらは1950年代にアルヴァ・アアルトがセイナッツァロのタウンホールの図書館のためにデザイン。

 

アイノがデザインした「AMA500」とも通ずるものがありますね。

 

名作照明はこちらで紹介してますので、ぜひあわせてチェックしてみて下さい。

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エンジェルウイング(A805)

1954年にデザインされたこのフロアランプは、左右非対称の形が天使の羽のように見えることから「Angel Wing(エンジェルウィング)」と呼ばれています。

 

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上部を優しく照らすクラシックな雰囲気が上質感を生み出します。

照明としてはもちろん、オブジェとして置いておくだけでも絵になりますね。

 

A808

 

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1959年にアルヴァ・アアルトがヘルシンキの国民年金会館のためにデザイン。

 

A810

 

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1959年にアルヴァ・アアルトがヘルシンキの国民年金会館のためにデザイン。

 

A811

ヘルシンキ国立年金会館に採用されたフロアランプのデザインを応用し、1965年にデザイン。

 

エンジェルウイング」と違い、こちらは下方をしっかりと照らします。

「A811」詳細はこちら

 

アアルトがデザインした照明は他にもたくさんあります。

アアルト・アルテック照明一覧

 

雑貨

サヴォイベース

ヘルシンキのサヴォイレストランのため1936年にデザインしたフラワーベース。

MoMAのパーマネントコレクションにも選出されており、今はイッタラから販売されています。優雅な曲線はフィンランドの湖をイメージ。

 

 

アアルトのサヴォイベース

東京・六本木にある 21_21 DESIGN SIGHT の「The Original」展でも展示されていました。

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イッタラをお得に購入する方法はこちらで紹介してます。

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アイノ・アアルトシリーズ

1932年に最初の妻、アイノ・アアルトがデザイン。

水の波紋からインスピレーションを得たリング状のデザインが特徴。元々は製造時にできる気泡を目立たなくするためでもありました。

 

 

イッタラの公式オンラインショップで税込13,200円以上購入すると、非売品のガラストレイがもらえるスプリングキャンペーンが開催中。

イッタラ公式サイト

 

クッション・シエナ

アアルトが1954年でデザインした「SIENA(シエナ)」は規則的でありながらも手描きによる柔らかさが特徴。

 

アアルトが愛したイタリアの都市と建築から着想を得てます。

 

 

生地のみでも購入できます。

このハーフカット(約75㎝×50㎝)は激安ですよ。

 

クッション・H55

北欧のモダンデザインを語る上で最も重要な出来事のひとつともいわれる「H55」はスウェーデンのヘルシンボリで1955年に開催されたデザインの博覧会です。

そのH55のためにアアルトの2番目の妻、エリッサ・アアルトがデザイン。

 

 

こちらも生地のみ購入できます。

手先が器用な方は何か作ってもいいですし、ファブリックパネルにしてもいいですね。

 

アアルト・ヴィンテージショップまとめ

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大人気のアルテックのガチャ

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「アアルト展」に行った時の話

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おわりに

いかがでしたか。

アアルトがデザインした家具や照明、雑貨はデンマークのハンス・J・ウェグナーボーエ・モーエンセンなどともまた違った雰囲気があって素敵です。素朴というか、土着的というか。

これから日本でももっと人気が出てきそうな予感がするのは私だけでしょうか。

まぁ、今でも十分人気なんですけどね…

 

アアルトについての記事はこちらにまとめてます。