【5分でわかる】ハンス・J・ウェグナーとは。名作椅子・家具一覧


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今回はデンマークの巨匠「ハンス・J・ウェグナー(Hans J Wegner)」を紹介します。

ウェグナーは生涯に500脚以上もの椅子をデザインしたデンマーク黄金期を代表する家具デザイナーの1人。

ハンス・J・ウェグナー

まずは彼の生い立ちを紹介して、その後に彼の故郷デンマークのトゥナーにあるウェグナー博物館にも行った私が、その時の写真も交えて名作を紹介します。

これを読めば、あなたもウェグナー通になること間違いなし。ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

 

他にもヤコブセン・モーエンセン・アアルトなどもまとめていますので、ぜひこちらも併せてチェックしてみてください。

「5分でわかるシリーズ」

 

名作家具や照明を知りたい方はぜひこちらも。

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保存版・名作家具・照明特集

 

目次

ハンス・J・ウェグナーとは

1914年 4月2日、デンマーク・トゥナーにて誕生。

デンマーク・トゥナーの町並み
デンマーク・トゥナーの町並み

 

1931年 (17歳) 木工マイスターの資格を取得。

※当時のデンマークでは、家具を作る勉強をしてからデザインを学ぶのが一般的。

1934年 (20歳) 兵役のためコペンハーゲンに。

1936年 (22歳) コペンハーゲン美術工芸学校で家具デザインを学ぶ。ここでボーエ・モーエンセンと出会う。

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ボーエ・モーエンセンとは

 

1938年 (24歳) アルネ・ヤコブセンとエリック・モラーの設計事務所に勤務。

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5分でわかる!アルネ・ヤコブセンとは。

 

1939年 (25歳) オーフス市庁舎の家具を手がける。

オーフス市庁舎
オーフス市庁舎

 

1940年 (26歳) ヤコブセン事務所の秘書・インガと結婚。

1943年 (29歳) オーフスでデザイン事務所を開設。

1944年 (30歳) 中国・明時代の椅子「圏椅(クワンイ)」に着想を得て、チャイナチェアをデザイン。

圏椅(クワンイ)
圏椅(クワン・イ)

 

チャイナチェア(フリッツ・ハンセン)
チャイナチェア

 

1947年 (33歳) コペンハーゲンの美術工芸学校で教鞭を執る。

1949年 (35歳) Yチェア・ザチェアをデザイン。

Yチェア(CH24)
Yチェア
ザチェア(PP501)
ザチェア

 

1951年 (37歳) ウェグナーの家具を販売する共同体「Salesco(サレスコ)」が発足。

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1965年 (51歳) デンマーク・ゲントフテに自邸が完成。

 

1993年 (79歳) 一線を退く。

1995年 (81歳) 地元トゥナーに給水塔を改修したウェグナー博物館が設立される。

ウェグナー博物館
ウェグナー博物館

 

2007年 (92歳) 死去。

 

代表作

ウェグナーは生涯に500脚以上もの椅子をデザインしていますが、その中でも特に優れた名作をピックアップして紹介します。

椅子以外にもテーブルやキャビネット、照明もありますので、ぜひ最後までチェックを。

 

チェア

Yチェア / Y Chair,Wishborn Chair(CH24)

Yチェア(CH24)

ハンス・J・ウェグナーの椅子として真っ先に出てくるのがこの「Yチェア」

デンマークデザイン・北欧家具のアイコンともいえるYチェアは、1949年にCarl Hansen & Son(カール・ハンセン&サン)から発表。

ウェグナーに一目惚れした当時のカールハンセンの社長が口説き落として、3週間ほどで作り上げたとか。

 

Yチェア

曲線を多用したデザインでありながらも、3次元ではなく2次元のため、機械生産に向いており大量生産が可能。

機械を多用しながらも、温かみがあるデザインに仕上げているところが、マイスターの資格を持っているウェグナーならでは。

座面のペーパーコードの長さはなんと120m、熟練した職人でも1時間かかります。

 

Yチェア(CH24)
専用のクッションを使うとさらに座り心地がアップ。

 

1脚は持っておきたい世界中で愛される名作中の名作。

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Yチェアについてはぜひこちらも。

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Yチェア

 

コストコでもYチェアが販売されていたのを知っていますか?

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コストコでYチェアが買える?

 

ザ・チェア / The Chair(JH501 / PP501)

ザチェア(PP501)

ウェグナーの代表作といえば、Yチェアと同年代にデザインされた「ザチェア」も有名ですね。

完成されたプロポーションは高級感が漂いつつも、木のぬくもりを感じるウェグナーらしさが存分に発揮されたチェア。

 

ザチェア(フィンファージョイント)
こちらは座面が張地タイプの「503」

 

背もたれからアームにかけてのフィンガージョイントは接着面積を増やすことで強度を高めるだけでなく、デザインのポイントにもなっています。

 

デザイン当初はフィンガージョイントではなく、接合部を隠すために籐を巻いていました。

 

 

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ザチェアと言えば、1960年にアメリカ大統領選のケネディとニクソンの討論会で使用されたことでも有名。

まさに権威を象徴する椅子

 

ウェグナー博物館
ウェグナー博物館の最上階のザチェア。贅沢…

 

華美ではないが、こだわりぬいた究極の1脚。生涯を共にする逸品をお探しならぜひ。

「ザチェア(籐仕様)」詳細はこちら

「ザチェア(張地仕様)」詳細はこちら

 

チャイナチェア / China Chair(FH4283)

チャイナチェア(フリッツ・ハンセン)

クラシカルな雰囲気が漂うFritz Hansen(フリッツハンセン)の「China Chair(チャイナチェア)」

中国・明時代の椅子「圏椅(クワンイ)」に着想を得て1944年にデザイン。

 

圏椅(クワンイ)
圏椅(クワンイ)

 

チャイナチェア(フリッツ・ハンセン)

この時はまだ背もたれは1本の曲木ではなく、3本のパーツをフィンガージョイントで接いで削り出しています。

 

幕板部分は掘り込みがあったりとクラシカルな雰囲気が漂う凝ったつくり。

Yチェアやザチェアなどの原点になった貴重な椅子。

「チャイナチェア」詳細はこちら

 

チャイニーズチェア / Chinese Chair(PP66)

チャイニーズチェア( PP66)

こちらは フリッツ・ハンセンでデザインされるもわずかの期間しか作られず、その後 PP Mobler で復刻された 「PP66 チャイニーズチェア」

 

チャイニーズチェアPP56
座面がペーパーコードではない「PP56」

 

背もたれは1本の木を曲げており、先ほどのフリッツ・ハンセンのものと比べるとよりシンプルですっきりとした印象。

量産化を考えて簡素化されたモデル。

「チャイニーズチェア(PP66) 」詳細はこちら

「チャイニーズチェア(PP56) 」詳細はこちら

 


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レクリント価格改定

 

カウホーンチェア / Cow Horn Chair(JH505 / PP505)

カウホーンチェア(PP505)

アームの形状がまさに角のように見える「カウホーン(雌牛の角)チェア」

幅広の背もたれと契りのデザインが特別感を与えてくれます。

 

 

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この背もたれを削り出す感じ、たまりませんね。

 

 

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座面は籐を1つひとつ丁寧に張っていく根気のいる仕事。

 

デンマークの家具や照明
スウェーデン国立博物館にて。

 

1952年に Johannes Hansen(ヨハネス・ハンセン)のためにデザインし、1991年からPPモブラーが製造を引き継いでいます。

「カウホーンチェア」詳細はこちら

 

ブルチェア / Bull Horn Chair(JH518 / PP518)

ブルチェア(PP518)

カウ(雌牛)に対してブル(雄牛)ということで、アームがより長いのが特徴。

ブルだけあって、カウホーンチェアよりも力強い印象を受けます。

 

ジョイント部分の美しさはウェグナーの真骨頂。惚れ惚れします…

「ブルホーンチェア」詳細はこちら

 

ミニマルチェア / Minimal Chair(JH701 / PP701)

ブルホーンチェアと似た形状の笠木を採用した人気のチェア。

 

ただ、契りの部分は全く異なり、とても繊細な印象を受けます。

さらにフレームにスチールを使用することで、全体をスタイリッシュな印象にまとめています。

 

自邸でも愛用し、インガ夫人が1番好きだった椅子。

この自邸の写真を見て、701を好きになった人も多いのではないでしょうか。もちろん私もその一人です。

 

PP701
デンマーク工芸博物館のレストランにて。

 

Yチェアと比較すると価格は高くなりますが、価格以上の価値があり、実際に日本で使用されているのをよく目にします

ウェグナーの自邸と同じ雰囲気を味わってみませんか?

「PP701」詳細はこちら

 

エルボーチェア / Elbow Chair(CH20)


icon

1956年にデザインされるも製品化されることなく、2005年に遂にカールハンセンから製品化された「エルボーチェア」

 

iconこの椅子の特徴は背もたれからアームにかけての曲木。

 

エルボーチェア(CH20)
ウェグナー博物館の通路に佇むエルボーチェア。

 

座面下に美しい曲線の成形合板を使用することで、浮遊感あるデザインに仕上がっています。

「エルボーチェア」詳細はこちら

 

カール・ハンセンは1950~60年代にウェグナーの家具を海外へ売り込むために結成された5社による共同体「SALESCO(サレスコ)」のうちの1社。

マニアックな情報が好きな方はぜひこちらもチェックしてみてください。

率いていたのはなんとあの人物です…

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チェア(CH23)

一見すると特にこれといった特徴がない普通の椅子にも見えなくもないですが、よく見ると背もたれは十字の埋木ペーパーコードは両端の貫まで覆うことで強度を高めるというこだわり。

 

接合部分を隠すのではなく、あえて目立たせてデザインのポイントに。

 

チェア(CH23)

一切の無駄を感じないウェグナーらしさが詰まった椅子。

「CH23」詳細はこちら

 

チェア(CH30)


先ほどのCH23の座面をペーパーコードから張り込みタイプに変えたようなデザインのチェア。

 

1954年にデザインされた「CH30」は派手さこそありませんが、CH23と同じように背もたれには十字の契りを入れるこだわり。

「神は細部に宿る」と言いますが、こういうところのデザインがたまりませんね。

 

いかにも使いやすそうなスタンダードなデザインはまさに椅子のお手本といった作品。

「CH30」詳細はこちら 

 

チェア(CH33)

1957年にデザインされて10年間作られたのち、しばらく途絶えていましたが、2012年に待望の復刻。

 

成形合板を使用した細く長い背もたれが特徴的。

 

テーパーがかかった脚のデザインが軽やかな印象を与えます。

「CH33」詳細はこちら

 

チェア(CH36)

チェア(CH36)

1962年にカールハンセンから発表したシェーカーの椅子をリデザインした「CH36」

シェーカーといえば、親友のボーエ・モーエンセン「J39」が有名ですが、ウェグナーもデザインしています。

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ボーエ・モーエンセンとは

 

J39
右から2番目がモーエンセンのJ39

 

角がない丸みのある「CH36」は「J39」よりもスッキリとした印象を受けますが、その理由は足元に。

 

脚先に向かって脚を細くすることで軽やかに仕上げています。

「CH36」詳細はこちら 

 

ちなみにJ39は、モーエンセンが自邸でも愛用していた1947年発表当時の植物(sedge)草編み座面を使用した「限定仕様」が販売中。

二度と手に入らない貴重な限定モデル。しかも通常仕様より価格が安いので、ぜひチェックを~。

【限定仕様】J39 詳細はこちら

 

ソーバックチェア / Sawbuck Chair(CH29)

1952年にデザインされた「ソーバックチェア(CH29)」は、1970年代半ばに生産が一時中断されるも、1993年に再び生産されるようになりました。

 


前脚がそのまま背もたれまで繋がる独特なデザインにすることで、通常の椅子と比較しても少ないパーツで作ることができます。

「CH29」詳細はこちら

 


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チェア(CH88)

1955年にスウェーデンのヘルシンボリで開催された国際博覧会、通称「H55」にサンプルとして出品。

ただ製品化されることはなく、ウェグナー生誕100周年の2014年にカール・ハンセンより復刻。

 

背の削り出しが見事で、フレームには金属を使用した異素材の組み合わせが美しい椅子。

掛け心地も良く、ウェグナーの椅子にしてはリーズナブルなのも人気の理由。

「CH88」詳細はこちら

 

チェア(PP68/PP58)

チェア( PP68)

ウェグナーが最後にデザインしたチェア「PP68」

ザチェアやカウホーン、PP701などのPPモブラーで作られている椅子と同じ系統のデザインでありながら、これらとの一番の違いは1本の木を曲げている曲木を採用しているという点。

 

曲木にすることでコストを格段に下げることができ、現にPPモブラーでは最も販売本数が多い椅子になっています。

 

 

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曲げた木を削り出し、最後にサンディング。

 


ダイニング用として、Yチェア以外でお探しならこちらもおすすめです。

 

 

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座面が張り込み仕様の「PP58」もあります。

「PP68」詳細はこちら

「PP58」詳細はこちら

 

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スイヴェルチェア / Swivel Chair(JH502/PP502)

こんなに美しいキャスターチェアは他にあるだろうか…

 

そう思わせてくれるこのチェアの最大の特徴はまるで彫刻作品のような笠木。

ウェグナーが好んだフィンガージョイントがアクセントになっており、只者ではないオーラを発しています。

 

 

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座面はクルクルと回転します。

 

一時は5本脚になったりもしましたが、現在はオリジナルを踏襲した4本脚のデザインをPPモブラーが製造しています。

驚くような価格ですけどね…

「PP502」詳細はこちら

 

スツール

フットスツール / Foot Stool(CH53)

「CH53 フットスツ-ル」は、ウェグナーらしいシンプルなペーパーコード張りのスツールで、どんな空間にも合わせやすい万能アイテム。

 

ハンス・J・ウェグナーのCH53フットスツール
並べると美しさが際立ちますね。

 

ペーパーコードを使用しているYチェアなどとの相性は抜群。座り心地も申し分ありません。

写真は座面の高さがダイニングに最適な43cmですが、さらに低い39cmのタイプもあります。

「CH53」詳細はこちら

 

北欧の名作スツールはこちらで紹介してます。

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バースツール / Bar Stool(CH56,58)


1985年にデザインしたカールハンセンの「Bar Stool(バースツール)」は、ウェグナーとしては晩年の作品。

脚置きにキズや汚れにも強いステンレスを採用しているあたりは、デザインだけでなく使い勝手にこだわるウェグナーらしさが出てます。

 

脚部はフットレストとの接合部は強度を高めるために太くし、脚先にいくにつれ細くすることで軽やかなデザインに仕上げています。

高さはロータイプのCH58(座面高68cm)とハイタイプのCH56(座面高76cm)があります。

CH58(68cm)詳細はこちら

CH56(76cm)詳細はこちら

 

ハイスツールの名作はこちらで紹介してます。

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イージーチェア / ソファ

CH25

ラウンジチェア(CH25)

Yチェアと同時に発表した「CH27」をリデザインし、1950年に発表した「CH25」

発表以来、途切れることなく販売され続けていることからも人気の高さが伺えます。

座面がそのまま後ろ脚になるデザインは一目でウェグナーとわかる象徴的なデザイン。

 

ラウンジチェア(CH25)

2本のペーパーコードを10時間かけて編む座面と背もたれは芸術作品のよう。

なんと使用されるペーパーコードは400mにもなります。

「CH25」詳細はこちら

 

スリーレッグドシェルチェア(CH07)

いい意味でウェグナーらしさがないようにも思えるデザインの「スリーレッグドシェルチェア」

成形合板を使用した羽根を広げたような座面と脚の曲線美が美しい一脚。

 

スリーレッグドシェルチェア(CH07)

3本脚ということがさらにこの椅子に浮遊感を与えてくれます。

1963年に発表した当時、独創的なデザインということもあり注目を集めますが、一般には受け入れられずほとんど製作されませんでした。

 

スリーレッグドシェルチェア(CH07)

1998年になり、カールハンセンから復刻されるようになりますが、ウェグナーの先見の明にやっと時代が追い付いてきたという感じですね。

見れば見るほど、不思議で美しい椅子。

「CH07」詳細はこちら

 

ロッキングチェア / Rocking Chair(J16)

ロッキングチェア(J16)

ロッキングチェアというと、ぽってりとしたデザインになることも多い中、さすがウェグナー、一切野暮ったさがありません。

しかも、この「J16」はボーエ・モーエンセンとの共作とも言われています。

手がけるのはボーエ・モーエンセンの家具を多く手掛けるデンマークの高級ブランド「フレデリシア」

 

ボーエ・モーエンセンといえば、シェーカーチェアをリデザインした「J39」が有名ですが、この椅子の脚部の接合部もシェーカーのロッキングチェアを参考にしたとも言われています。

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ボーエ・モーエンセンとは

 

なんと優雅なロッキングチェアでしょうか。

デザインしたのは1944年、この後2人ともがデンマークを代表するデザイナーになることを考えると非常に貴重な1脚ですね。

現在はフレデリシアで製造されています。

「J16」詳細はこちら

 

スポークバックソファ / The Spoke-Back Sofa(Model 1789)

スポークバックソファ

こちらもウェグナーとボーエ・モーエンセンの共作「スポークバックソファ」は1945年にデンマーク家具の展示会「ギルド」に出品。

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ボーエ・モーエンセンとは

 

片方は角度を調整できるようになっています。他ではあまり見ることがない遊び心あるデザイン。

「スポークバックソファ」詳細はこちら

 

バレットチェア / Valet Chair(JH540 / PP250)

バレットチェア(PP250)

一度見ると忘れることがないオリジナリティあふれる「バレットチェア」

見ての通り背もたれはハンガーになっており、座面をおこすとズボンを掛けになり、さらに小物を収納することもできます。

 

これ1脚で身の回りのものが片付くことから、バチェラーズチェア(独身者の椅子)とも言われています。

この椅子とともに、独身貴族を謳歌しませんか。

「バレットチェア」詳細はこちら

 

フォールディングチェア / Folding Chair(JH512 / PP512)

1949年、ザチェアと共にキャビネットメーカーズギルドに出品されたフォールディングチェア。

ヨハネス・ハンセンのためにデザインし、1991年にPPモブラーが引き継ぎ、現在も作り続けられています。

 

この椅子の特徴はやはり折りたたみという点。折りたたんだ時の佇まいがたまらなくカッコいい。

こんなにも美しく完成された折りたたみのイージーチェアは他にないでしょう。

あればぜひ教えてください。

「フォールディングチェア」詳細はこちら

 

同じくカール・ハンセンから出ている Morten Gottler(モーテン・グッドラー)が1997年にデザインした人気のキューバチェア(MG501)は、この椅子の影響を受けているのは間違いないでしょうね。

※現在、ポイント最大10倍キャンペーン開催中!

「キューバチェア(MG501)」詳細はこちら

 

キューバチェアなどの折りたたみ椅子はこちらでも紹介してます。

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ベアチェア / Bear Chair(AP69 / PP19)

ベアチェア(PP19)

ウェグナーがデザインした椅子の中でも随一の座り心地を誇るのがこの「ベアチェア」、「パパベア」とも呼ばれます。

晩年、ウェグナーが介護施設にこのベアチェアを持ち込んだというエピソードがすべてを物語っていますね。

 

アームの先端・爪部分に木を使っているのは、ただのデザインではなく、汚れが付きやすい部分をカバーするため。

これぞ機能美ですね。

 

背中にはポケットコイルが入っており、馬の毛やパーム、リネン、コットンを駆使して、快適な座り心地を実現させています。

1脚作るのに約2週間かかる超大作。

 

ベアチェア(PP19)

アームに脚をかけて、斜めに座るのがこの椅子の正式な座り方。ではないですが、ルーズに座って楽しめるのもこのベアチェアの素敵なところ。

当初、AP Stolen(AP ストーレン)で作らていましたが、2003年にPPモブラー創立50周年を記念して復刻。

「ベアチェア」詳細はこちら

 

ベアチェアを丸裸にしたこちらの本もぜひ。ザチェアやYチェアもバラバラになっています。

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ミニベア / Mini Bear(AP20 / CH71)

ベアチェアと同時期にデザインされたこともあり「ミニベア」と呼ばれるイージーチェア。

ミニとは言っても、ベアチェアが大きいので「ミニ」という表現になっているだけで、決して小さいわけではありません。

ただ、この類の1人掛けにしてはコンパクトなので、日本の住環境に適しています。

 

ベアチェア同様、アームは木製。しかもこちらは掘り込みまであるというこだわり。

 


近年、カールハンセンから復刻されており、2人掛けのソファタイプ(CH72)もあります。

「ミニベア」詳細はこちら

 

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ママベア / Mama Bear(AP28 / CH78)

1954年にデザインされたミニベアの流れを汲んだデザインの「ママベア」

ウェグナーの張りぐるみの椅子の中でも特に曲線が強調された作品。

「ママベア」詳細はこちら

 

ピーコックチェア / Peacock Chair(JH550 / PP550)

1947年、ヨハネス・ハンセンから発表したイギリスのウインザーチェアをリデザインした「ピーコックチェア」

孔雀(クジャク)が羽を広げたように見えることから、Finn Juhl(フィン・ユール)が命名しました。

 

ピーコックチェア( PP550 )

背もたれのスピンドルは背が当たる部分を幅広にしたり、汚れが付きやすいアームは濃い色味のチーク材を使用しています。

使い勝手を優先しつつも素晴らしいデザインに仕上げるあたりはウェグナーの巨匠たる所以。

 

ピーコックチェア(PP550)
光が当たることでできる影も美しい。

 

「すべてのデザインには理由がある」とでも言っているようなこのピーコックチェア。

ザチェアなどよりも早い時期の1947年、ウェグナーとしては初期の頃にデザインしていることも驚き。

「ピーコックチェア」詳細はこちら

 

フラッグハリヤード / Flag Halyard(GE225 / PP225)

フラッグハリヤードチェア(PP225)

ヨットで旗を揚げるときに使用するロープ(フラッグハリヤード)を使用したこの寝椅子。

どこか近未来的な要素も感じるこの椅子をデザインしたのが1950年。

 

フラッグハリヤードチェア(PP225)

同時期にザチェアやYチェアをデザインしていた人物の作品とは思えない守備範囲の広さを物語る1脚。

フラッグハリヤードチェアは、海辺でたまたま見つけたロープからこのデザインを思いついたという逸話がありますが、真相やいかに…

「フラッグハリヤードチェア」詳細はこちら

 

サークルチェア / Circle Chair(PP130)

1986年にPPモブラーによって製品化されたこの椅子のモデルは遡ること約20年前の一枚のスケッチ。

当初、フレームはスチールで考えていましたが、技術開発が進み木製で製品化することに。

 

サークルチェア(PP130)

フープチェア(Hoop Chair)とも呼ばれるこの椅子にもフラッグハリヤードが使用されており、程よいテンションが快適な座り心地を生み出しています。

「サークルチェア」詳細はこちら

 

オックスチェア / The OX(No.46 / Model 1000)

ヘッドレストが両サイドに角のように張り出したデザインが特徴的な「オックスチェア」

ボリュームある座と背のデザインに、スタイリッシュなスチール脚を合わせることで、全体のプロポーションのバランスを取っています。

 

オックスチェア
アームに片足を上げて座るハンス・J・ウェグナー

 

APストーレンやヨハネス・ハンセン、 Erik Jorgensen(エリック・ヨルゲンセン)で作られていましたが、現在はFREDERICIA(フレデリシア)で製造されています。

「オックスチェア」詳細はこちら

 

カストラップチェア / Kastrap Chair(AP40 / CH401)

デンマーク・コペンハーゲンにあるカストラップ空港のためにデザインした「カストラップ」シリーズ。

快適な座り心地はもちろん、側面のスチールが良いアクセントになっており、シャープで高級感を演出しています。

 

カストラップ空港のソファ
カストラップ空港では今も使用されています。

 

ウェグナーと言えば、木をイメージする方が多いと思いますが、個人的にはスチールを使用したウェグナーのデザインもおすすめです。

スチールを使用しても冷たさを感じない、むしろ温かみすら感じるデザインに仕上げるあたりはさすが巨匠ですね。

「カストラップ」詳細はこちら

 

GE290

ハンス・J・ウェグナーのソファを数多く手がけた GETAMA(ゲタマ)のGE290シリーズ。

1953年頃にデザインされたGE290は、座面がそのまま延長して後ろ脚になるデザインが特徴的。

 

 

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座面のゆるやかな傾斜が快適な座り心地を生み出します。

 

背面のデザインも秀逸で、360度どこから見ても美しいソファ。

 

ゆったりとくつろぐことができるハイバックタイプもあります。

「GE290」のヴィンテージはこちら

 

GETAMA(ゲタマ)についてはこちらで詳しく紹介してます。

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デイベッド / Daybed(GE258)

 

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GETAMA(ゲタマ)と言えばデイベッドシリーズも人気です。

背もたれが上下できるようになっており、広げるとベッドになります。

 

 

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袖ありのGE259もありますが、個人的にはアームレスのGE258が断然好きです。

 

 

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横から見た時のアングルもたまりません。

背もたれが高くなく、足下もスッキリして圧迫感がないのもいいですね。

「デイベッド」ヴィンテージはこちら

 

GETAMA(ゲタマ)は1950~60年代にウェグナーの家具を海外へ売り込むために結成された5社による共同体「SALESCO(サレスコ)」のうちの1社。

マニアックな情報が好きな方はぜひこちらもチェックしてみてください。

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CH163

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1965年にデザインした木フレームが美しいソファ。

 

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ディティールにもこだわりが詰まっており、ウェグナーの特徴が随所に発揮されています。

 

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それにしてもウェグナーのソファはどれも野暮ったさがなくスッキリとしてて素敵ですね。

もちろん座り心地も抜群です。

「CH163」詳細はこちら

 

CH163などのデザイナーズソファはこちらで紹介してます。

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テーブル

CH002 / 006

デザインしたのは1982年と、ウェグナーとしては後期の作品。

 

このテーブルの特徴は両サイドの半円形の伸長できる天板。

 


通常は138cmと一般的な4人掛けのテーブルですが、広げると幅238cmとかなり大きなサイズに。

6人でもゆったりと使用できますので、ホームパーティーなど人が集まることが多いお宅にピッタリですね。

 

角がない丸みがあるやわらかなデザインはまさに北欧インテリアそのもの。

ウェグナー、68歳の時のデザイン。恐るべし…

「CH006テーブル」詳細はこちら

 


1サイズ小さい90cm角の「CH002」もあります。伸長板を広げると最大188cmに。

「CH002テーブル」詳細はこちら

 

ダイニングテーブルの名作はこちらで紹介してます。

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クロスレッグドテーブル / Cross Legged Table(AT303 / PP85)

交差した脚のデザインがそのままアイテム名になった「クロスレッグドテーブル」は1955年のデザイン。

幕板もなくスッキリとしたデザインで、脚と天板を繋ぐ金属がいいアクセントに。

 

真横から見た時の美しさはさすがウェグナー。

当初は Andreas Tuck(アンダー・タック/アンドレアス・トック) で製造されていましたが、現在はPPモブラーが手掛けており、現在でも人気が高いダイニングテーブル。

「クロスレッグドテーブル」詳細はこちら

 

Andreas Tuck も1950~60年代にウェグナーの家具を海外へ売り込むために結成された5社による共同体「SALESCO(サレスコ)」のうちの1社。

マニアックな情報が好きな方はぜひこちらも。

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ネスティングテーブル / Nesting Tables(AT-40 / CH004)

1952年にデザインしたサイズが異なる3台のテーブルで構成されたネストテーブル。

2023年に待望の復刻を果たしますが、ヴィンテージでも人気だったので、今まで復刻されていなかったのが不思議なくらい。

 

一切の無駄を排除したシンプルな形状はまさに普遍的なデザイン。

入れ子式なのでバラバラに使ったり、組み合わせて使ったりと、使う場所や環境によって様々な表情を見せてくれます。

「CH004」詳細はこちら

 

名作サイドテーブル・ネストテーブルはこちらで紹介してます。

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 トレイテーブル / Tray Table(PP35)


ウェグナーとしては初期にあたる1945年にアンドレアス・トック社のためにデザイン。

交差した2つの脚に、トレイにもなる天板を乗せるだけという、一切の装飾を排除したシンプルなテーブル。

 


フォールディングチェアもですが、畳んだ時も美しい…

ウェグナーの折りたたみできる家具はよくデザインされてますよね。当たり前か…

 

トレイテーブル(PP35)

1973年からは PPモブラーで製造されています。

「トレイテーブル」詳細はこちら

 

キャビネット

クレデンサ / CREDENZA(RY25 / CH825)

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元々はハンス・J・ウェグナーのキャビネットを多く担っていた RYモブラーでデザインしたものをウェグナー生誕100周年にカールハンセンで復刻。

デンマークのキャビネットでよく見られる蛇腹を前面に使用した高級感あふれるキャビネット。

 

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日本では住宅事情の兼ね合いもあってか腰高の幅広のサイドボードは少ないですが、デンマークではよく目にします。

物を飾ったりテーブルランプを置いたりと、部屋の雰囲気が格段におしゃれになるので、スペースさえ許せば、ぜひこの類のサイドボードは置くことをおすすめします。

「クレデンサ」詳細はこちら

 

クレデンサなどのキャビネットやシェルフの名作はこちらで紹介してます。

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キャビネット(RY20)

 

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こちらもRY Moblerでデザインしたキャビネット。

両サイドのパネルでキャビネットを支える構造が浮遊感を演出し、サイズの割にはボリューム感を感じさせないデザイン。

 

 

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個人的にはこの籐張りのタイプが好みです。

現在は作られておらず、ヴィンテージのみでしか手に入りません。

復刻してくれないかな…さすがに難しいか…

 

キャビネット(CH304)

 

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まるでバレエのポーズをしているかのようなチャーミングなデザインのキャビネット。

現在、復刻されておらず、ヴィンテージでも目にする機会が少ない大変希少価値が高いアイテム。

カール・ハンセンで製造されていたのも驚き。

 

象嵌キャビネット

ウェグナーの象嵌細工のキャビネット

これもウェグナー??と思う方も多いのではないでしょうか。

1944年にデザインした象嵌を施したウェグナー初期のキャビネット。

 

ウェグナーの象嵌細工のキャビネット

故郷トゥナー(トナー)の自然を象嵌で表現。

製品化されることはなかったようですが、とても手が込んでいますね。

 

その他

ピーターズチェア・テーブル / Peter’s Chair & Table

1944年に親友 Borge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)の長男ピーターのためにデザインした「ピーターズチェア&テーブル」

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ピーターズチェア・テーブル

ぶつけても大丈夫なように角は丸くなっており、無塗装なので安全そのもの。

工具などがなくても簡単に組み立てができるノックダウン仕様なので、お子さんと一緒に組み立ててもいいですね。

 

ピーターズチェア

ちなみにピーターの名付け親はウェグナー、ビックリですよね。

誕生秘話はこちらで詳しく紹介してますので、あわせてどうぞ。

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ピーターズチェア

「ピーターズチェア」詳細はこちら

「ピーターズテーブル」詳細はこちら

 

照明

ザ・ペンダント / The Pendant

ウェグナーは照明もデザインしています。

こちらは1962年に自邸のためにデザインしたペンダントランプ。

 

 

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シェード下にハンドルをつけて上下に調節できるようになっており、状況に合わせてテーブル上の灯りをコントロールできます。

まさに使い勝手を重視したウェグナーらしい照明。

Louis Poulsen(ルイス・ポールセン)で製造されていましたが、現在はデンマークの PANDUL(パンダル)に移っています。

 

ウェグナーの自邸、美しすぎますね…

このPP701と「The Pendant」の組み合わせ最高です。

「The Pendant」詳細はこちら

 


ルイス・ポールセンを購入するなら「住まいの照明ラ・ヴィータ」がおすすめ。

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【6/1~価格改定】LE KLINT(レクリント)

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レクリント価格改定

 

 

オパーラ / OPALA

 

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1977年にデンマーク・コペンハーゲンのホテルスカンジナビアのためにデザインした「オパーラ」シリーズ。

やわらかな曲線を描くシェードはウェグナーの椅子にも通ずるあたたかみを感じます。

 

 

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ルイス・ポールセンから販売されるも10年ほどで製造中止になっていますが、当時は人気がなかったんでしょうか。

現在はPANDUL(パンダル)から復刻されています。

「オパーラ」詳細はこちら

 

まとめ

いかがでしたか。

ハンス・J・ウェグナーは素敵な作品を数多くデザインしてますね。今回紹介した以外にもまだまだたくさんあります。

チャイニーズチェアからザチェア・Yチェアなどリデザインがウェグナーの真骨頂ですが、フラッグハリヤードやバレットチェアなどを見るとウェグナーの柔軟な発想に驚かされます。

改めてウェグナーの偉大さを実感しました。

ウェグナーについて、少しでも興味を持ってもらえると嬉しいです。

 

 

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