人気のデザイナーズ・名作ダイニングテーブルをピックアップして紹介します。
北欧からアメリカ、フランス、ドイツ、日本などどれもおしゃれなテーブルばかり。
ダイニングテーブル探しの参考にしていただければと思います。
名作家具・照明はこちらでカテゴリー別に紹介してますので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
人気の名作家具や照明をまとめました。それぞれカテゴリー別に紹介してますが、合計すると200点以上になります。まだすべて完成しているわけではありませんが、これからさらに充実させていきますので、よかったら定期的にチェックしてもら[…]
おしゃれな名作ダイニングテーブル10選!
北欧・アメリカ・ヨーロッパ・日本に分けて紹介します。
まずは北欧から。
北欧
アアルトテーブル / アルヴァ・アアルト(アルテック)
名作テーブルとして不動の人気を誇るのがアルヴァ・アアルトがデザインしたアルテックのテーブルシリーズ。
ナチュラルな優しい風合いはまさに北欧家具の定番。
シンプルながらもスツール60同様、Lレッグがデザインのポイントに。
サイズバリエーションが豊富で、半円タイプなどもあります。
飽きがこない普遍的なデザインとはまさにこのこと。名作の名にふさわしいテーブル。
スーパー楕円シリーズ / ピートハイン・マットソン・ヤコブセン(フリッツハンセン)
フリッツハンセンといえば、「Superellipse(スーパー楕円テーブル)」、通称「Bテーブル」が不動の人気。
何とデザインしたのはこのお三方。
Piet Hein(ピート・ハイン)
Bruno Mathsson(ブルーノ・マットソン)
Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)
こんな大御所3人がデザインしたテーブルはまず他にはないでしょう。
スパンレッグのデザインは美しすぎるの一言…
細部まで徹底的に作りこまれた非常に完成度が高い名作テーブル。
天板は「フェニックスラミネート」というイタリアの素材を現在は使用しており、キズに強く、アルコール除菌もできるという優れもの。
用と美、どちらも兼ね備えたテーブル。
油性のマジックやクレヨンも消すことができるので、小さなお子さんがいる家庭にもおすすめ。
高級なテーブルの場合、特にキズなどを気にしがちですが、このテーブルなら気にせずに思う存分使うことができます。
現在、インテリアショップ「コネクト」ではBテーブルのポイント10倍キャンペーン開催中!!
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CH006 / ハンス・J・ウェグナー(カールハンセン)
北欧・デンマーク家具を代表するデザイナー「 Hans J Wegner(ハンス・J・ウェグナー)」がデザインしたテーブル。
デザインしたのは1982年と、ウェグナーとしては後期の作品。
なんといってもこのテーブルの特徴は両サイドの半円形の伸長できる天板。
通常は138cmと一般的な4人掛けのテーブルですが、広げると幅238cmとかなり大きなサイズに。
6人でもゆったりと使用できますので、ホームパーティーなど人が集まることが多いお宅にピッタリですね。
角がない丸みがあるやわらかなデザインはまさに北欧インテリアそのもの。
ウェグナー、68歳の時のデザイン。恐るべし…
1サイズ小さい90cm角の「CH002」もあります。
現在、「カールハンセン」で対象のダイニングテーブルとチェアを購入でチェアを1脚プレゼントするキャンペーンが開催。
2023年3月1日(水)~5月31日(水)まで。
「CONNECT(コネクト)」では、さらに ポイント10倍 + 送料・開梱設置無料!!
※上記以外でもキャンペーン対象アイテムであれば組合せは自由です。単品でもポイント10倍!!
ハンス・J・ウェグナーの名作はこちらで詳しく紹介してます。
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アメリカ
ノグチテーブル / イサム・ノグチ(ヴィトラ)
日系アメリカ人の彫刻家として有名な Isamu Noguchi(イサムノグチ)がデザインしたテーブル。
元々はスツールとしてデザインされましたが、後にテーブルとしてリデザイン。サイクロンテーブルとも呼ばれます。
天板を支えるクロームメッキが浮遊感を与え、洗練された空間を演出します。
さすが彫刻家ということもあり、他のダイニングとは一線を画した優雅なデザイン。
デザインはもちろん、円形の1本脚なので、どこからでも座ることができる使い勝手もいいテーブル。
イサム・ノグチのアトリエはなんと香川県高松市牟礼町にあります。ここはとても素敵な場所なのでぜひ行きましょう!
イサムノグチ庭園美術館が日本にあるのを知ってますか?意外と知られていないんですよね。日本にあるんです、日本に。。これを見ずして、何を見る!一見の価値ありです! イサム・ノグチ庭園美術館がある香川・高[…]
コノイドテーブル / ジョージ・ナカシマ(桜製作所)
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木を愛し、木に愛された Geroge Nakashima(ジョージ・ナカシマ)の「コノイドダイニングテーブル」
ジョージ・ナカシマは、アントニン・レーモンド事務所で働き、吉村順三や前川國男、丹下健三とも親交がありました。
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日系人ということで、第二次世界大戦中には収容所に入れられますが、その時に出会った日本人大工から学んだ木工技術がこのテーブルにも随所に発揮されています。
豪華な木目の無垢天板はまさにジョージ・ナカシマの真骨頂。
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天板だけでなく、斜めになっている脚のデザインも特徴的。
製造はアメリカ・ニューホープにある工房となんと香川県高松市牟礼町にある桜製作所。
日本でジョージ・ナカシマの作品が作られているのは嬉しいですね。
桜製作所は先ほどのイサムノグチのアトリエから車で10分ほどのところにあります。
近くに丹下健三の旧香川県庁舎などもありますので、ぜひあわせてチェックしましょう!
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ジョージ・ナカシマについてはこちらで紹介してます。
チューリップテーブル / エーロ・サーリネン(ノル)
アメリカンミッドセンチュリーを語るうえで欠かせないのが、Knoll(ノル)の「Saarinen Table(サーリネンテーブル)」
デザインしたのは、Eero Saarinen(エーロ・サーリネン)で Tulip Table(チューリップテーブル)とも呼ばれます。
有機的なラインが美しい一本脚は高級感が漂います。
1本脚でもしっかりと安定感があり、計算しつくされた完璧なチューリップテーブル。
イームズとも親交が深かったサーリネンは、息子にイームズと名付けてます。息子はプレッシャーだっただろうな…
※4/1~価格改定
ヨーロッパ
LC6 / コルビュジェ・ジャンヌレ・ペリアン(カッシーナ)
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Le Corbusier(ル・コルビュジエ)の作品と思っている方も多いですが、Pierre Jeanneret(ピエール・ジャンヌレ)、Charlotte Perriand(シャルロット・ペリアン)との共作。
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3人はグランコンフォールシリーズやシェーズロング、バスキュラントチェアなど、数々の名作をデザインしています。
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「LC6」のフレームには、デザイン当時飛行機に使用されていた楕円のスチールパイプを使用。
当時の最先端の技術を貪欲に取り組む姿勢はさすがの一言。
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まさに名作の名にふさわしい貫禄ある「LC6」は、カッシーナを代表するテーブルの1つ。
EMテーブル / ジャン・プルーヴェ(ヴィトラ)
世界中に多くのファンがいる Jean Prouve(ジャン・プルーヴェ)を代表するテーブル「EMテーブル」
自らを構築家(Constructor)と呼び、設計から生産までモノづくりのプロセスに一貫してこだわり、新素材や最先端の技術を追い求めました。
一目でプルーヴェのデザインとわかるダイナミックな脚のデザイン。
存在感抜群ですね。
プルーヴェの代表作「スタンダードチェア」と組み合わせるとさらに良く見えますね。
父はアールヌーボーの先駆けとなったナンシー派の中心人物。プルーヴェ自身もパリ市長を務めた経歴の持ち主。
東京都現代美術館で開催された「ジャン・プルーヴェ展」は圧巻でしたね。こちらで詳しく紹介してますので、ぜひあわせてどうぞ。
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アイアーマンテーブル2 / エゴン・アイアーマン(メトロクス)
ドイツの建築家 Egon Eiermann(エゴン・アイアーマン)が自身のアトリエのためにデザインした「アイアーマン テーブル」
スチール脚に天板を乗せるだけというシンプルな構造はとてもスタイリッシュ。
天板はキズや汚れに強いホワイトのメラミン。
縁にオーク材を使用することで、スタイリッシュでありながらも優しい雰囲気。
経年変化を楽しめるリノリウムもあり、ブラックとグレーの2色があります。脚部はブラックとホワイト、クロームの3色。
テーブルは718~858㎜まで35㎜感覚で高さの調整ができるので、デスクとして使用してもいいですね。
日本
水之江テーブル / 水之江忠臣(天童木工)
ハンス・J・ウェグナーに「私の日本の弟子」と言われた水之江忠臣が天童木工でデザインしたテーブル。
水之江忠臣は前川國男建築設計事務所で家具のデザインなどを行った日本を代表する家具デザイナー。
この椅子が有名ですね。この椅子に合わせてテーブルはデザインされました。
ちなみのこの椅子は完成までに試作を重ねることなんと100回以上…
いかにも水之江さんらしいエピソードですね。
脚の斜めのデザインや幕板が立ち上がった時に見えないように少し奥になっていたりと細部にまでこだわりを感じます。
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シンプルだからこそ細部のデザインが光る名作テーブル。
いつまでも飽きがこない普遍的なテーブルとはまさにこのこと。
【保存版】名作家具・照明特集
名作家具・照明はカテゴリー別に詳しく紹介してますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたか。
お気に入りのテーブルは見つかりましたでしょうか。
木をふんだんに使用した北欧や日本のテーブルから、ガラスや金属を使用したモダンなテーブルまで様々ですね。
ダイニングテーブル探しの参考になると嬉しいです。
名作チェア・スツールはこちらで紹介してますので、ぜひあわせてチェックしてみて下さい。
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