シャルロット・ペリアン好き必見!生い立ちや名作家具について。

今回はフランス・パリのルイ・ヴィトン財団の美術館での没後20年を記念した大回顧展が記憶に新しいシャルロット・ペリアン(Charlotte Perriand)について紹介したいと思います。

世界で最初のインテリアデザイナーとも言われるシャルロット・ペリアン。

実は日本とも深い関係があるって知ってましたか?

 

 

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シャルロット・ペリアン(Charlotte Perriand)とは

 

1903年 フランスのパリで服飾職人の両親のもとに生まれる。

1925年 パリの装飾美術連合学校(エコールUCAD)を卒業。

1927年 自らのアトリエを開設。同年、サロン・ドートンヌに出展した「屋根裏のバー」で注目を浴び、これがきっかけでル・コルビュジエの事務所で働くことになります。

 

ル・コルビュジエのアトリエでは前川國男や坂倉準三、ピエール・ジャンヌレらと一緒に働いています。

ピエール・ジャンヌレについてはこちらで詳しく紹介してます

 

1929年 ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレとともにサロン・ドートンヌの「住宅設備」の展示で、「LC2(グランコンフォール)」や「LC4(シェーズロング)」を発表。

 

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1937年 コルビュジェのアトリエを退所。

1940年 坂倉準三の誘いで輸出工芸指導の顧問として来日し、1942年まで滞在。柳宗理の案内で日本各地を訪問。

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この時の経験がのちの作品、竹製のシェーズロングなどに強い影響を与えます。ちなみにペリアンは当時の大臣よりも高い給料を貰っていたそうです。

 

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写真の右端が柳宗理、その隣がシャルロット・ペリアンです。

 

 

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1941年 東京・大阪の高島屋で「選択・伝統・創造」展を開催。

 

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1942年 戦禍を避け当時のフランス領インドシナ、現在のベトナムへ。

1943年 娘ペルネット・ペリアン=バルザックが誕生。

1946年 インドシナを出発し、パリへ5年10ヶ月ぶりに戻る。

1952年 ステム・シモンからの依頼で、ジャン・プルーヴェ(Jean Prouve)との協働を始める。同年、ユニテダビタシオンのオープンキッチンをデザイン。

ユニテダビタシオンのオープンキッチン

 

1953年 夫のジャック・マルタンがエールフランス初東京営業所支局長となり、2度目の来日。

 

1955年 東京高島屋で『ル・コルビュジェ、レジェ、ペリアン三人展』開催。同年、帰国。

 

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1959年 坂倉準三、進来廉とエールフランス東京支社オフィスをデザイン。

1964年 ペリアン・コルビュジエ・ジャンヌレ3人の家具がカッシーナより復刻。

1966年 坂倉準三が設計した在仏日本大使公邸の内装をデザイン。

 

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左上が坂倉準三、中央がペリアン。

 

1967~1988年 フランス・サヴォアの「レ・ザルク」スキーリゾート開発に参加。

 

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レザルク

 

1985年 パリ装飾美術館にて「シャルロット・ペリアン大回顧展」を開催。

1993年 パリ・ユネスコ本部の「茶室」をデザイン。

ユネスコ・茶室

 

1998年 新宿パークタワーホールにて「シャルロット・ペリアン展」を開催。

シャルロット・ペリアン展

 

1999年 没

2011年 神奈川県立近代美術館 鎌倉、広島市現代美術館、目黒区美術館で「シャルロット・ぺリアンと日本」が開催される。

 

その時の図録がこちら。かなり詳しく載っているので必見です。

「シャルロット・ペリアンと日本」展についてこちらも!

 

 

2019年 フランス・パリで回顧展「LE MONDE NOUVEAU DE CHARLOTTE PERRIAND」が開催される。

 

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代表作

バスキュラントチェア/スリングチェア(LC1)

1929年、パリのサロン・ドートンヌに出展したLC1は、ル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレとの共作。背もたれが動くので、見た目以上に座りは良い。

 

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グランコンフォール(LC2)

こちらもコルビュジェ・ジャンヌレとの共作。最小の構成で最大の快適性を実現することを目的としてデザイン。

 

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LC4

世界一有名なシェーズロングと言っても過言ではないでしょう。

 

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LC7

回転式のチェア。シンプルながらも存在感がありますね。

 

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ベルジェスツール(Tabouret Berger)

ベルジェ(羊飼い)のスツールからヒントを得て1953年にデザイン。民藝にも通ずるようなこの素朴な感じがたまりませんね。現在はカッシーナより復刻されてます。

 

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メリベルスツール(Tabouret Meribel)

フランスのメリベルにある木造家屋用として1962年にデザイン。座面はベルジェスツールを踏襲していますが、こちらは脚が板状になっておりデザインのポイントに。

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レザルクスツール(Les Arcs Stool)

レザルク駅のためにデザイン。この優しい感じ、いいですね。

 

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No.19

1939年にデザインしたダイニングチェア。脚先に向かって細くなるデザインが素敵ですね。

 

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メリベルチェア(Meribel Chair)

1960年代にデザインしたメリベルチェア。背もたれが低くコロンとした可愛らしい椅子。メリベルスキーリゾートのためにデザイン。

 

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レザルクチェア(Les Arcs)

フランス・サヴォアのレザルクスキーリゾートのためにペリアンがセレクトしたチェア。ん?と思った方、そうなんです。レ・ザルクチェアはペリアンがデザインしたわけではないようです。スチールパイプにレザーをリベットで留めたシンプルな構造。実はスタッキングできるんです。

 

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オンブルチェア(Ombra chair)

1953年にデザインされ当初は10㎜の厚さで三好木工で製造。1974年に天童木工で厚さ14㎜で復刻されるも廃番に。1996年には17㎜となって再販されるようになるが2005年に再び廃番に。どうしても構造上、前後に脚が開いてしまうようです。。

 

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No.21 藁製アームチェア

1935年にブリュッセル万博の「青年の家」展で発表。木と藁を使用した日本的な印象のチェア。

 

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折りたたみ寝台

山形県新庄にある雪害調査所を訪れた際に製作。

 

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レフォロソファ(REFOLO)

1953年、自邸のためにデザイン。ソファとして、クッションをとってベンチやテーブルとしても使用可。

 

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フォルム リーブル(Forme libre)

元々は自身のアトリエ用にデザインしたテーブル。その後様々なバリエーションが登場。

 

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ビブリオテック ニュアージュ(Bibliotheque Nuage)

書架「雲」という意味で、京都の桂離宮の違い棚をヒントにデザインしたシェルフ。

 

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ビブリオテック メキシコ(Bibliotheque Mexique)

 

 

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CP1

1963年にレザルクスキーリゾートのためにデザインされたウォールランプ。縦にも横にも設置が可能で、パネルは好きな角度に調整できます。

 

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現在はイタリアのネモ(NEMO)社より復刻されてます。ネモはカッシーナのオーナーフランコ・カッシーナとカルロ・フォルコリーニが1993年に設立したブランド。

 

GS1

フランスのJUMOで製造されていた人気のデスクランプ。ジョイント部分が2か所あるので、好きな高さ・角度に調整ができます。この照明、欲しい。。

 

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GS2

こちらはクランプタイプの照明。よりデスク感が強まります。

 

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No.610

こちらもフランスJUMOから製品化されたデスクランプ。アールデコ調のデザインが特徴的。

 

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No.??

1930年代にデザインしたJUMOのデスクランプ。

 

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Wire Plastic Basket

BREVETE S.G.D.Gから出ているプラスチックのラック。実はこんなものもデザインしてます。

 

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購入できるショップ

シャルロット・ペリアンの家具、だんだん欲しくなってきませんでしたか。。

次はペリアンの家具や照明などを購入できるショップをまとめました。

シャルロット・ペリアンを購入できるショップ一覧

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楽天でも稀に出品されてますよ。

楽天市場でシャルロット・ペリアンを探す

 

ピエール・ジャンヌレを販売しているショップも併せてどうぞ。

ピエール・ジャンヌレを購入できるショップ一覧

ピエール・ジャンヌレのチャンディーガルの家具についてはこちらで詳しく紹介してます

 

おまけ

 

様々な表情を見せるシャルロット・ペリアン。

 

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おわりに

いかがでしたか。ペリアンは知れば知るほど好きになります。

初めて知ったのは、カッシーナから今も販売されているル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンの共作「LCシリーズ」だったかと。LCシリーズのイメージが強くて、モダンな印象を持っている方も多いかと思いますが、むしろ天然素材を多用した温かみのあるデザインを多く残しています。

日本と深い関わりがあり、多大な影響を与えたシャルロット・ペリアン、感謝しかないです。

それでは、今日はこのあたりで。

 

 

シャルロット・ペリアンについてはこちらでも紹介してます。

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ピエール・ジャンヌレも併せてどうぞ。

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