皆さん、ミニチュアは好きですか?
私はどうかって?
はい、好きです。
家具は好きですか?
私はどうかって?
はい、好きです。
ということは、私がミニチュア家具に興味がないわけないですよね。笑
しかも今回紹介するのは天童木工のガチャです。気になりますよね。
では、はじまりはじまり~。
天童木工のミニチュア家具
天童木工は山形県天童市にある日本を代表する家具メーカーで椅子やソファ、テーブルなどを製造しています。
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丹下健三、黒川紀章、剣持勇、水之江忠臣、松村勝男、長大作などのジャパニーズモダンと呼ばれる名作家具を多く製造しており、日本だけでなく海外でも高い評価を得てます。
その天童木工の家具が天童木工創業以来初のフィギュア化されて販売されています。販売はケンエレファント。こちらは様々なミニチュアを手がけており、毎回発表するたびに注目を浴びてます。
その天童木工のミニチュアファニチャーシリーズ。
なんと、1つ500円で販売されてます。
サイズは4~5㎝です。うん、可愛い。。たまりませんね。。
気になるラインナップはこちら。
①リングスツール 赤・黒(加藤徳吉)
1955年に発売され、1966年にはグッドデザイン賞を受賞したリングスツール。天童木工の創業メンバーの一人で、工場長・職人として勤めた加藤徳吉氏によるデザイン。
60年以上も前にデザインされたとは思えない、無駄をそぎ落としたシンプルなデザインは今見ても美しい。軽量で持ち運びにも便利なスツール。
元々は工場で使用されていたものというところが驚き。左下に写ってます。
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②リングスツール 青・黄(加藤徳吉)
③プライチェア(乾三郎)
1960年に発売。天童木工の成形合板の礎を築いた技術者・乾三郎氏のデザイン。シンプルな構造はその当時、ノックダウン方式(組み立て式)での輸出を目的としてデザインされました。
チャールズ・レイ・イームズの影響も感じられるこのチェアは世界に打って出ようという意気込を感じる名作椅子ですね。
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④低座イス(坂倉準三・長大作)
1960年発売。20世紀の日本建築界を代表する建築家・坂倉準三(インテリア担当長大作)氏によってデザインされた名作。2019年にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞も受賞。
シャルロット・ペリアンと親交があった坂倉準三がペリアンの籐の座椅子をベースに改良し、行きついたのがこちらの低座椅子。畳の上で使うのに最適な椅子です。
これぞまさにジャパニーズモダン!!
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⑤チェア(剣持勇)
1961年に発売された通称カブトチェア。ジャパニーズデザインの黎明期を支えたデザイナー・剣持勇氏と天童木工が、とあるゴルフ場のクラブハウスのためにデザインされた作品。
剣持勇氏はヤクルトの容器をデザインした方なんですよ。知ってましたか?
⑥ロッキングチェア(菅沢光政)
1966年発売し、同年にグッドデザイン賞を受賞。通称ヘロンチェア。
デザインは天童木工のインハウスデザイナー・菅澤光政氏。
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菅沢光政氏が書いた天童木工の本はおすすめですよ。天童木工ファン必読です。
余談
あれ、柳宗理のバタフライスツールは??と思った方。
そうです、バタフライスツールのミニチュアはVitraから出ているので、その兼ね合いもあってないのかなと思ったり。
Vitraのミニチュアは1/6サイズで素材や形状など忠実に再現してます。その分値段もお高め。バタフライスツールで19,000円。。
Vitra | Miniatures Butterfly Stool…
ちなみにケンエレファントでは「カリモク60」や「BOSHE」「日本のキッチン」「コメダ珈琲」などなど、様々なミニチュアを出してますのでミニチュア好き必見です。
おわりに
いかがでしたか。
ミニチュアっていいですよね、可愛らしくて。椅子は置く場所に困るので、買いたくてもそう簡単には買えませんよね。
そういう時はミニチュア買って、うっぷんを晴らしましょう!買いそろえて、天童木工のミニチュアショールームを作っても面白いですね。いや、面白くはないか。。笑
では、今日はこのあたりで。