【名作特集】おしゃれなコーヒーテーブル10選!

人気のデザイナーズ・名作コーヒーテーブルをピックアップして紹介します。

バウハウスのモダンなテーブルから、アメリカのミッドセンチュリー、北欧、日本の籐のテーブルまで、テイストや素材感も様々。

ぜひコーヒーテーブル・リビングテーブル探しの参考にしていただければと思います。

 

名作家具・照明はこちらでカテゴリー別に紹介してますので、ぜひあわせてチェックしてみてください。

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名作家具・照明特集

 

おしゃれなコーヒーテーブル10選!

エリプティカルテーブル / チャールズ・レイ・イームズ(ハーマンミラー)

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幅226cmあるサーフボードとも呼ばれている Herman Miller(ハーマンミラー)の「Eames Elliptical Table(イームズエリプティカルテーブル)」

デザインしたのは、アメリカ・ミッドセンチュリーを代表するデザイナー Charles & Ray Eames(チャールズ & レイ・イームズ)icon

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イームズ夫妻はハーマンミラーから数々の作品を発表してますが、脚部のワイヤーロッドはイームズを象徴するデザインの1つ。

吉村順三設計の猪熊弦一郎さんの自宅兼アトリエで使用されていたのがカッコよすぎて、それ以来このテーブルの虜です。

 

日本の床座からヒントを得てデザインしており、高さは約25cmと低め。

ソファ前に置くと存在感がありますが、高さが低いことで幅の割には圧迫感がありません。

「エリプティカルテーブル」詳細はこちら

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イサムノグチコーヒーテーブル / イサム・ノグチ(ヴィトラ)


彫刻家 Isamu Noguchi(イサム・ノグチ)がデザインした Coffee Table(コーヒーテーブル)

 


彫刻家だけあって、脚のデザインはまさに彫刻そのものですね。

有機的なラインがイサムノグチの美的センスを感じます。

 

ガラスの天板は厚みがあり重厚感がありますが、ガラスということと、脚の優美な曲線のおかげかスッキリとした印象さえ受けます。

20世紀を代表するコーヒーテーブルの1つ。

「ノグチコーヒーテーブル」詳細はこちら

 

イサムノグチが好きな方はぜひイサムノグチ庭園美術館に行くことをおすすめします!

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BM0488 / ボーエ・モーエンセン(カールハンセン)

北欧・デンマークを代表する家具ブランド Carl Hansen & Son(カールハンセン&サン)から復刻されている Borge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)がデザインしたコーヒーテーブル。

 

コの字型の畳摺りのデザインはモーエンセンが多用したデザインの1つ。

 

座面にはラタン(籐)を使用することで、軽やかな印象を受けます。

籐の素材感も素敵ですね。

 

サイドテーブルとしてちょうどいいコンパクトな「BM0488(S)」もあります。

 

華美ではないが存在感がある、まさにモーエンセンらしいテーブル。

「BM088テーブル」詳細はこちら

 

PK61 / ポール・ケアホルム(フリッツハンセン)

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デンマーク王立芸術アカデミー・家具科の3代目の教授を務めた Poul Kjærholm (ポール ケアホルム)が1956年にデザインした「PK61」

家具科の教授の初代はコーア・クリント、2代目はオーレ・ヴァンシャーなので、3代目教授を務めたケアホルムは特別な存在。

 

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「PK61」はオランダのモンドリアンの絵画からインスピレーションを得たと言われており、細部にまでケアホルムの美が詰まった傑作。

 

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ミース・ファン・デル・ローエなどのバウハウスにも通ずる洗練されたプロポーションは唯一無二の存在。

「PK61」詳細はこちら

 

ゲリドンバス / ジャン・プルーヴェ(ヴィトラ)

自らを構築家(Constructor)と呼び、設計から生産までモノづくりのプロセスに一貫してこだわり、新素材や最先端の技術を追い求めた Jean Prouve(ジャン・プルーヴェ)がデザインした「GUERIDON BAS(ゲリドン バス)」

 

EMテーブルなどとも通ずるプルーヴェのデザインと一目でわかるダイナミックな脚のデザイン。

 


デザインされた1944年当時は戦時中ということもあり、入手困難だった鉄の代わりに、木材を多用してます。

「ゲリドンバス」詳細はこちら

 

ラッチオテーブル / マルセル・ブロイヤー(ノル)

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バウハウスの一期生として学び、後に家具工房の主任を務めたMarcel Breuer(マルセル・ブロイヤー)がデザインした「LACCIO TABLE(ラッチオテーブル)」

 

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単体としても素敵ですが、サイドテーブルもあるので、重ねて使用するとさらに雰囲気が良くなります。

サイドテーブルはこちらで紹介してます。

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ブロイヤーの名作ワシリーチェアとも相性抜群ですね。

 

Wassily Chair
ワシリーチェア。バウハウス・デッサウにて。

 

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無駄を排除した洗練された「ラッチオテーブル」は、バウハウスを象徴する名作テーブルの1つ。

「ラッチオテーブル」詳細はこちら
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バウハウスには泊まれるって知ってましたか?

実際に行ったときのことをまとめてますので、バウハウス好きの方はこちらもどうぞ。

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ネルソンベンチ / ジョージ・ネルソン(ハーマンミラー)

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アメリカのミッドセンチュリーの巨匠の1人 George Nelson(ジョージ・ネルソン)がデザインした「Nelson Platform Bench(ネルソン プラットフォームベンチ)」

 

商品名はベンチですが、テーブルとして使用する人も多い Herman Miller(ハーマンミラー)の人気アイテム。

むしろ、ベンチで使っている人の方が少ないのでは…

 

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格子状の天板(座面)が軽やかな印象を与えながらも、フィンージョイントによる組手で強度を高めています。

 

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クローム仕上げのスタイリッシュな脚にすると、よりモダンで軽やかな印象。

 

 

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2022年にはケーン仕様(籐・ラタン)も復刻されてます。カッコイイですね…

リビングテーブルやベンチなど、様々な使い方ができる万能アイテム。
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「 ネルソンベンチ」詳細はこちら

 

座卓 / 剣持勇(天童木工)

 

1968年に剣持勇によってデザインされた座卓。

こんなに美しい座卓は他にあるのか、と思わせる脚の曲線は天童木工の高度な成形合板技術があってこそ。

 

天板の四方は縁を立ち上げた「水返し」が施されており、それがさらに上質な雰囲気を醸し出しています。

 

剣持勇の手にかかると座卓もここまで素敵な作品に仕上がります。

「剣持座卓」詳細はこちら

 

剣持勇についてはこちらで詳しく紹介してます。

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QR-40 / 渡辺力(ワイ・エム・ケー長岡)

戦後、日本を代表するデザイナーの1人・渡辺力が山川ラタン(現ワイ・エム・ケー長岡)で1956年にデザインしたテーブル「QR-40」

 


渡辺力といえば、このトリイスツール

 

渡辺力・ソリッドスツール

ソリッドスツールなど、数多くの名作をデザインしています。

 

このテーブルは曲線が美しい籐の本体と天板の編みが美しい芸術的な作品。

1957年のミラノ・トリエンナーレでは、トリイスツールとともに日本初となる金賞を受賞。

 

同じワイ・エム・ケー長岡で今も製造されている剣持勇のラタンチェアなどとも相性抜群ですね。

「QR-40」詳細はこちら

 

カラーウッドテーブル / ショルテン&バーイングス(KNS)

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オランダのデザインユニット Scholten & Baijings(ショルテン & バーイングス)がデザインした「Colour Wood Plain(カラーウッドプレーン)」

 

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手がけるのは日本の老舗家具メーカー「カリモク」が2009年に設立した「Karimoku New Standard(カリモク ニュースタンダード)」

 

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ベースとなる台座は「雇い実接ぎ(やといさねつぎ)」という日本の伝統的な木工技術を駆使しており、天板などの形状も凝ったつくり。

 

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サイズやカラー展開も多く、既存のカリモクとは一線を画したデザイン性の高さが人気。

「 カラーウッドテーブル」詳細はこちら

 

【保存版】名作家具・照明特集

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名作家具・照明特集

【保存版】世界の名作椅子・家具・照明まとめ

 

まとめ

いかがでしたか。

お気に入りのテーブルは見つかりましたでしょうか。

サイズは大きいですが、イームズのエリプティカルテーブルは本当にカッコいいですよ。猪熊さんのようにこういうのをサラッと使いこなしてみたい…

コーヒーテーブル・リビングテーブル探しの参考になれば嬉しいです。

 

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