突然ですが、この本は何の本でしょう?
Danish Chairs??
いいえ、違います。
これでわかりますか?
はい、正解はFinn Juhl(フィン・ユール)追悼展の図録です。
そもそもタイトルでバレてましたね。
Finn Juhl(フィン・ユール)追悼展
皆さん、ご存知でしたか?
日本でフィン・ユールの追悼展が行われたのを。それも1990年です。
大阪を皮切りに京都、旭川、名古屋、東京と巡回してます。
今であればフィンユールの人気は言うまでもないですが、30年近く前にフィンユール単独の展示会が開催されていたことに驚きですよね。
もちろん展示会を行うにあたっての中心人物の1人が織田憲嗣さんです。
名作椅子大全は永久に不滅です。これを手に入れたのは2008年頃だったかと。とりあえず椅子の情報が欲しくてほしくてたまらない時に出会った1冊です。 イラストレーテッド 名作椅子大全椅子が好きな私は、今でもそ[…]
織田憲嗣さん、さすがです、脱帽です。。
中には奥様のハンナ・ウィルヘルム・ハンセン、エドガー・カウフマンJr、島崎信さんなどなど多くの著名人の言葉があります。
フィン・ユールについてはこちらで詳しく紹介してます。
今回はFinn Juhl(フィン・ユール)の紹介をしたいと思います。多くのデンマークのデザイナーの中でも異彩を放ったフィン・ユールは多くの名作家具を残しています。 フィン・ユールについてはぜひこちらも。この[…]
ちなみにエドガー・カウフマンJrって誰だかわかりますか?
フランク・ロイド・ライトの有名建築・落水荘のオーナーです。
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フィン・ユールとは非常に親しかったらしく、カウフマンテーブルという名のテーブルもデザインしているほどです。
落水荘には、No.45が置かれてますしね。
仲の良さが伺えます。
現在では、Onecollection(ワンコレクション)改めHouse of Finn Juhl、から数々の復刻が出ていることからも人気の高さが伺えます。
ビンテージに関しては、家具というよりアートのような扱われ方もするフィンユールの作品たち。
彫刻やプリミティブアートにも造詣が深かったフィンユールは、アートのようにも扱われている自分の作品たちをどのように思っているんでしょうか、聞いてみたいですね。
では、今日はこのあたりで。
フィン・ユールについてはぜひこちらも。この展示会は最高でした。多くの写真とともに振り返ります。
東京都美術館で開催されている「フィン・ユールとデンマークの椅子」を観てきました。ハンス・J・ウェグナーやボーエ・モーエンセンなどとは一線を画した独特な造形美が特長の「フィン・ユール(Finn Juhl)」元々、美術史[…]
フィン・ユールが好きならぜひこちらも。フィン・ユール愛が止まらない織田憲嗣さんが語る動画は必見です。
→必見!フィン・ユール愛が止まらない織田憲嗣さんの動画6本。
Finn Juhl(フィン・ユール)研究の第一人者と言えばこの方、織田憲嗣さん。椅子研究家で東海大学の名誉教授でもあります。その織田憲嗣さんが日本では約30年ぶりとなるフィン・ユール展を2019年8月に開催されました。既に終[…]