Finn Juhl(フィン・ユール)研究の第一人者と言えばこの方、織田憲嗣さん。
椅子研究家で東海大学の名誉教授でもあります。
その織田憲嗣さんが日本では約30年ぶりとなるフィン・ユール展を2019年8月に開催されました。既に終わってしまってますが…
こちらがその時の図録です。写真がとても美しいのでぜひチェックを。
東京都美術館で開催された「フィン・ユールとデンマークの椅子」も素晴らしかったですね。
フィン・ユールだけでなく、ウェグナーやヤコブセンなどデンマークの椅子も勢揃いしており、北欧家具好きとしてはたまらない展覧会でした。
東京都美術館で開催されている「フィン・ユールとデンマークの椅子」を観てきました。ハンス・J・ウェグナーやボーエ・モーエンセンなどとは一線を画した独特な造形美が特長の「フィン・ユール(Finn Juhl)」元々、美術史[…]
ちなみにこちらは1990年に開催されたフィン・ユール展の図録。今から30年以上も前です。織田先生さすがです…
突然ですが、この本は何の本でしょう?Danish Chairs??いいえ、違います。 これでわかりますか? はい、正解はFinn Juhl(フィン・[…]
フィン・ユール愛が止まらない動画
フィン・ユール愛が止まらない織田憲嗣の動画は全部で6本あります。
どれも見ごたえ十分なので、時間の許す限りじっくりと鑑賞いただければと思います。
第1回 フィン・ユールの家具について
フィン・ユールの家具を前期・中期・後期の特徴など。
第2回 フィン・ユールの生い立ちと彼を支えた人達
フィン・ユールの両親やVilhelm Lauritzen(ヴィルヘルム・ラウリッツェン)やエドガーカウフマンJrなどについて。
第3回 デンマークの天才と秀才、フィン・ユールとウェグナー
フィン・ユールとハンス・J・ウェグナーを比較しながら…
第4回 建築家としてのフィン・ユール
フィン・ユール自邸やニューヨーク国連ビル、SAS、Georg Jensen(ジョージ・ジェンセン)など。
第5回 フィン・ユールの家具を手がけたメーカーと職人
Niels Vodder(ニールス・ヴォッダー)、Bovilke(ボヴィルケ)、Soren Willadsen(ソーレン・ウィラッドセン)、Ludvig Pontoppidan(ルートヴィヒ・ポントビダン)、Ivan Schlechter(イヴァン・シュレクター)France&Son(フランス&サン)、Soren Horn(ソーレン・ホーン)などについて。
第6回 フィン・ユールと織田憲嗣さんの関わり
フィン・ユールとの出会いについて。
おわりに
いかがでしたか。
フィン・ユール愛が止まらない6本の動画でしたね。
個人的にはこの3つが印象的でした。
「フィン・ユールが落水荘に半年ほど住んでいた」
「ニールス・ヴォッダーには職人が3人しかいなかった」
「 アルコール中毒を克服していた」
あまり重要な情報ではないですが…
世の中、知らないことがまだまだ多そうです。
フィン・ユールについてはぜひこちらも。この展示会は最高でした。多くの写真とともに振り返ります。
東京都美術館で開催されている「フィン・ユールとデンマークの椅子」を観てきました。ハンス・J・ウェグナーやボーエ・モーエンセンなどとは一線を画した独特な造形美が特長の「フィン・ユール(Finn Juhl)」元々、美術史[…]