【デザイナーズ特集】おしゃれなゴミ箱・ダストボックス14選!

みなさんはどんなゴミ箱・ダストボックスを使っていますか?

1人暮らしであれば、1~2個あれば十分ですが、ファミリーなどの広い家ではいくつも必要になるゴミ箱。

1万円を切る安い価格帯のものから、数万円する高価なものなど様々なタイプのゴミ箱がありますが、今回紹介するのは自動で開くような機能性重視のものではなく、デザイン性が高い普遍的なデザインのゴミ箱を中心にピックアップしました。

どれも人気のアイテムばかり。ぜひゴミ箱・ダストボックス探しの参考にしていただければと思います。

 

おしゃれなゴミ箱・ダストボックス14選!

名作特集ダストボックス・ゴミ箱編

 

トラッシュ / ジャスパー・モリソン(マジス)

2005年に MAGIS(マジス)より発表されたゴミ箱「Trash(トラッシュ)」

デザインしたのは、現在最も勢いのあるデザイナーの1人と言っても過言ではない「Jasper Morrison(ジャスパー モリソン)」

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ジャスパー・モリソン代表作

 

角がない緩やかなラインが美しいシンプルなゴミ箱「トラッシュ」は発売以来、世界中で大ヒット。

自然と空間に馴染むデザインがジャスパーモリソンらしいですね。

 

上蓋とストッパーは取り外しができるようになっており、ゴミ袋が見えないように設計されているところも人気の理由。

 

 Sサイズ(Φ24cm×高さ28cm)Lサイズ(Φ30.5cm×高さ36cm)の2サイズ、カラーはホワイト・ベージュ・ブラックの3色展開。

ジャスパーモリソンの代表作の1つ、迷ったらこれを買っておけば間違いありません。

新築祝いやギフトにもおすすめ。

「トラッシュ(S)」詳細はこちら

「トラッシュ(L)」詳細はこちら

 

 

ハッピービン / ミシェル・シャーロット(ヴィトラ)

 

 

2016年に Vitra(ヴィトラ)より発表された「Happy Bin(ハッピービン)」

デザインしたスイス人デザイナー Michel Charlot(ミシェル・シャーロット)は、Jasper Morrison(ジャスパー・モリソン)のもとでデザインを学んでいます。

 

「Happy Bin(ハッピービン)」は、フィン・ユールも影響を受けたハンス・アルプの曲線が美しい彫刻作品からインスピレーションを得てデザイン。

あと、ジャスパーモリソンの「トラッシュ」の影響も感じられますね。

サイズは Sサイズ(φ23.5cm×高さ29.5cm) Lサイズ(φ30cm×高さ37.5cm)があり、カラー展開も豊富。

さらに1万円以下と言う価格も人気の理由。

インテリアのアクセントにポップなカラーを選ぶのもいいですね。

「ハッピービン(S)」詳細はこちら

「ハッピービン(L)」詳細はこちら

 

 

トラッシュポット / ドリルデザイン

DRILL DESIGN (ドリルデザイン)がデザインした 「trash pot(トラッシュポット)」

 

2枚の厚紙を張り合わせ、上下の端をカールさせることで高い耐久性を持たせた日本製のゴミ箱。

本体内側と蓋の外側はコーティングされており、素材は紙ですが水拭きもできるように考えられています。

 

袋を使用しても目立たないデザインがグッド。さらに紙製なので非常に軽く、値段も1,800円とリーズナブル。

カラーはグレー・ナチュラル。

※ナチュラルは在庫限り

 

マリメッコなどでも活躍した石本藤雄さんがデザインしたホワイト・ボーダー(2,400円)もあります。

とにかく安い…

「トラッシュポット」詳細はこちら

 

私も使用してます。とにかく安いので、1つ試してみてはいかがですか。持っておいて損はないですよ。

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トラッシュポット

 

こちらを販売している人気のオンラインショップ「スコープ」は様々な別注商品があったり、常に何かがお得になっていますので、ぜひチェックしてみてください。

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インアテッサ / エンツォ・マーリ(ダネーゼ)

デザインが好きなら一度は見たことあるのではないでしょうか。

Enzo Mari(エンツォ・マーリ)が1971年にデザインした DANESE(ダネーゼ)の有名なゴミ箱「In Attesa(インアテッサ)」

1957年にイタリアで設立された DANESE(ダネーゼ)は、1991年に一度閉鎖されますが、2001年より再始動。イタリアのモダンデザインを語るうえで欠かせないブランドとして世界中で人気を誇ります。

 

「In Attesa(インアテッサ)」は、デザインは筒状のシンプルなカタチでありながら、斜めにしたという発想がおもしろいゴミ箱。

ついモノを投げ入れたくやるようなウィットに富んだ作品は、MoMA(ニューヨーク近代美術館)のパーマネントコレクションにも選定されています。

 

シンプルながらも縁にかけてやや厚みを持たせるという細かなこだわりも。

 

サイズは直径26cm、高さ41cmで、カラーはホワイト・ブラック・グラファイト・オパリンの4色展開。

 

分別用のアタッチメント(別売)もあります。

「インアテッサ」詳細はこちら

 

 

コロ / エンツォ・マーリ(ダネーゼ)

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1977年にEnzo Mari(エンツォ・マーリ)がデザインした DANESE(ダネーゼ)の「KORO(コロ)」

先ほど紹介した「インアテッサ」と直径は同じ26cmで、斜めではなく直立させたデザイン。

 


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イタリア・ミラノ生まれのエンツォマーリは、ブルーノ・ムナーリの紹介でダネーゼのプロダクトデザインを手がけるようになり、なんとコンパッソドーロ賞を4回も受賞しています。

 

分別用のアタッチメント(別売)はインアテッサと共通。

ブラック・ホワイト・シルバー・レッドの4色展開。

インアテッサよりさらに空間に馴染むデザインですが、個人的にはインアテッサがおすすめ。

「コロ」詳細はこちら

 

 

シチリア / ブルーノ・ムナーリ(ダネーゼ)

 

芸術家であり、絵本作家などマルチに活躍したイタリア生まれにデザイナー Bruno Munari(ブルーノ・ムナーリ)が1959年にデザインした「SICILIA(シチリア)」

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ステンレスの鏡面仕上げが高級感漂う「シチリア」は、ハイエンドモデルのダストボックス。

 

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正六角形の美しいデザインが目を惹きます。

シンプルで洗練されたゴミ箱をお探しならぜひ。

「シチリア」詳細はこちら

 

 

スウィングビン / 竹内茂一郎(モヘイム)

「今までにないエレガントなゴミ箱を作る」というコンセプトで作られた「SWING BIN(スウィングビン)」

デザインしたのは竹内茂一郎さん、手掛けるのは2014年に誕生した福井発のインテリアブランド MOHEIM(モヘイム)

 

長年にわたって緻密な計算と試作を経て誕生した「スイングビン」は、木を斜めに切り落としたような素朴なフォルムが印象的。

 

くるっと回る蓋が絶妙で、ゴミ袋も見えないデザインが◎

リビングでもダイニングでもオフィスでも、どのような空間にも馴染む程よい存在感のゴミ箱。

 

サイズやバリエーションも豊富なので、インテリアや用途によって選べるのも人気の理由。

「スウィングビン」詳細はこちら

 

 

アーノルドサーカス / マルティノ・ガンパー

イタリア出身でイギリス・ロンドンを中心に活躍する Martino Gamper(マルティノ・ガンパー)の初めての量産品「Arnold Circus Stool(アーノルドサーカス スツール)」

2006年にロンドンのショーディッチにある、アーノルドサーカス広場の再生プロジェクトの一環として誕生しました。

 

8つの角を持つ形状は、広場の象徴である八角形の屋根を連想させるデザイン。

 

1つの角だけが出っ張らせて、垂直に落としたデザインは、派手さはなくとも存在感があります。

 

本来はスツールとしてデザインされていますが、中が空洞になっているので、ひっくり返してゴミ箱として使用することもできます。

 

100%リサイクル可能なポリエチレンを使用しており、環境面にも配慮されたアーノルドサーカスは、リビングや子ども部屋など、ちょっとした収納として使用するのもいいですね。

カラー展開も豊富ですし、スタッキングもできたりと、重宝すること間違いなし。

 

サイズは幅37.5×奥行44.5×高さ45cmですが、ひと回り小さなミニサイズの「Arnoldino Stool(アーノルディーノ スツール)幅31.5×奥行37.5×高さ31cm」も、のちにラインアップに加わりました。

「アーノルドサーカス スツール」詳細はこちら

「アーノルディーノ スツール」詳細はこちら

 

 

ダストボックス / 剣持勇(ワイ・エム・ケー長岡)

ジャパニーズモダンの提唱者であり、ヤクルトの容器をデザインしたことでも有名な剣持勇がデザインしたダストボックス「G-1230」

 

剣持勇と言えば、1964年にニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションに日本の作品としては初めて選定されたラタンチェアが有名ですが、ラタン(籐)を使用してダストボックスもデザイン。

中央に向かってくびれをつけたデザインが特徴的。

ラタンは使い込むにつれ風合いが増していくので、経年変化を楽しむことができます。

「ダストボックス」詳細はこちら

 

剣持勇についてはこちらで詳しく紹介してます。

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5分でわかる!剣持勇とは。

 

ビンカン / 深澤直人(ダネーゼ)

DANESE初の日本人によるプロダクト「Bincan(ビンカン)」システムのゴミ箱。

デザインは無印良品やマルニ木工など数々のアイテムをデザインしている深澤直人さんによるもの。

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深澤直人が無印良品でデザインしたアイテム一覧

 

部分的に窪みをつけたデザイン。ここに別売りのコートスタンドをセットして使用することもできます。

 

ホルダーリングはありなしが選べます。

「ビンカン」詳細はこちら

 

 

スチールペーパーバスケット / グレーテ・コーネロップ・バング(オルスコフ)

デンマークの女性建築家 Grethe Kornerup-Bang(グレーテ・コーネロップ・バング)が1955年にデザインした ORSKOV(オルスコフ)の「Steel Paper Basket(スチールペーパーバスケット)」

 

スチールの本体と取っ手部分に巻かれた籐の異素材の組み合わせがアクセントになっており、シャープなデザインながらも温かみを感じるバスケット。

スチールを使用しているため程よい重みがあり、ダストボックスとしてはもちろん、リビングやダイニングなどでのちょっとした収納としてもおすすめ。

 

独自の審美眼を持つフィン・ユールが自邸で愛用したことからも、その優れた品質と魅力が伺えますね。

ちなみにオルスコフのロゴはシドニーのオペラハウスをデザインしたヨーン・ウッツォンがデザイン。

「スチールペーパーバスケット」詳細はこちら

 

 

カラービン / ショルテン&バーイングス(カリモクニュースタンダード)

オランダのデザインユニット Scholten & Baijings(ショルテン&バーイングス)がデザインした「COLOUR BIN(カラービン)」

手がけるのは日本の老舗家具メーカー「カリモク」が2009年に設立した「Karimoku New Standard(カリモク ニュースタンダード)」

 

ホゾ組によって1つひとつのパーツを組み上げられた「カラービン」は、カリモクの技術の高さを感じます。

 

カラーのラインがアクセントになっており、既存のカリモクとは一線を画したデザイン性の高さが人気。

ゴミ箱としてはもちろん、蓋つきなので小物などの収納にもいいいですね。

ミディアム(ペールナチュラル:直径18cm×高さ25.8cm)とラージ(ペールグリーン:直径22.4cm×高さ33.6cm)の2種類。

「カラービン」詳細はこちら

 

コイル ダストボックス(ブナコ)


世界遺産・白神山地がある青森にはブナが豊富にあり、1956年にそのブナを活用して作ったのがこの「BUNACO(ブナコ)」

戦後は「狂いやすく、役に立たない」と伐採されることが多かったブナを、技術開発により活用できるようにしました。

 

「BUNACO(ブナコ)」は、テープ状にしたブナ材をクルクルと巻いていき、押し出して成形するという独自の技法。

他の木製品と比較しても素材を無駄にすることが少なく環境にも優しいブナコ。

 

丸だけでなく、三角や四角など様々なバリエーションがあります。

日本らしい木の温かみを感じる一品は、新築祝い・贈り物などにもおすすめです。

「ブナコ」詳細はこちら

 

 

マトラッセ / パトリシア・ウルキオラ(カルテル)

 

親日家でもあるPatricia Urquiola(パトリシア・ウルキオラ)がデザインした Kartell(カルテル)の「MATELASSE(マトラッセ)」

 

マトラッセとは、手縫いのキルティング生地を意味しており、表面の不均一な凹凸が工業製品にもかかわらず、クラフト的な要素を感じさせます。

 

ダストボックスや収納としてもいいですし、華やかなデザインなのでフラワーベースとして使ってもきれいですね。

サイズはΦ23cm×高さ30cmと使いやすいサイズ感。

「マトラッセ」詳細はこちら

 

 

まとめ

いかがでしたか。

お気に入りのゴミ箱は見つかりましたでしょうか。

シンプルヒューマンなどの自動で開くタイプも便利でいいとは思いますが、個人的にはアナログで普遍的なデザインが好きです。

インアテッサなんかは、部屋にあるだけで気分が上がると思いませんか。

ゴミ箱としての機能だけでなく、今回紹介したようなインテリアとしても楽しめるものを選べば、こだわりの家具や照明がさらに引き立つことでしょう。

ゴミ箱・ダストボックス探しの参考になると嬉しいです。

 

 

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