民藝を巡る旅・熊本④くまもと工芸会館で竹細工に開眼!?

くまもと工芸会館

お腹を満たした私は次なる目的地・くまもと工芸会館へ…

これまでの話はこちらから。

 

民藝を巡る旅・熊本①「小代焼ふもと窯」で井上尚之さん降臨

民藝を巡る旅・熊本②イームズも愛したとされる木の葉猿。

民藝を巡る旅・熊本③熊本城からの…キジ馬と彦一こまにうっとり。

 

では、早速行ってまいります。

 

くまもと工芸会館

来ました、くまもと工芸会館。

熊本市南区川尻町にあります。

熊本市中心部からは車で30分程度。

前回紹介しました熊本城のすぐ近くにある熊本県伝統工芸会館とよく間違われるみたいなので、みなさんもご注意を。

 

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外観。

 

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「おばけの金太」が入口でお出迎え。

夜見ると怖そう…笑

ちなみにこの「おばけの金太」、加藤清正が熊本城築城の際に「おどけの金太」という人を笑わせるのが上手な足軽がいたそうです。

それを19世紀半ばに人形師の西陣屋彦七が金太の伝説をもとにからくり人形を作ったのが原型と言われています。

 

ひもを引っ張ると舌が出ます。笑

最初見た時はちょっと怖いなと思いましたが、慣れると非常に愛くるしい表情に見えてきます。

おばけの金太に一礼をし、中へ…

 



クラフトショップ「蔵」

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入るとすぐに様々な郷土玩具が展示・販売されてました。

 

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くまもと工芸会館の会員手作りの工芸品がたくさん並んでいます。

 

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さらに進むと…

 

クラフト実演工房

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こちらではくまもと工芸協会の工芸家の方たちが毎日3品目以上を制作実演を行われています。

有料にはなりますが、2~3時間の体験コースもあります。

他にも「くまもと工芸会館」では様々な工芸教室があり、しかも1年間(月2回)というしっかりとしたプログラムもあります。

1年間通してやるだけあって、肥後象眼や竹細工、陶芸、七宝など、かなり本格的です。

 

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どこか学校のような雰囲気もあり、懐かしい感じがします。

近くにあれば受けてみたいです。

 

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竹細工との出会い…

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クラフト実演工房のすぐ横には畳間工房と板間工房が隣接してます。

 

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畳間工房とありますが、実際には竹細工の展示がされてました。

 

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竹細工といえば大分の別府も有名ですが、熊本にもあります。

こうやって竹細工を一堂に見ると、だんだんと購買欲が湧いてきました。

 

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しかも、よく見ると値札が付いているんですね。

これ、買えるんだ!とわかった瞬間から俄然テンションは高くなりました。

 

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どれを買おうか手にとっては置き、また次を手にとっては置きと迷っていると…

 

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売店の方が何やらニヤニヤ(失礼!笑)しながら、わざわざまだありますよーとたくさん持ってきてくださいました。

「昨日、新しく入ったものがあってまだ出せていなかったんですよ」と。

1回で持ってくることができずに、わざわざ2回も持ってきて下さいました。

そしてその女性は「ゆっくりと悩まれて下さい」と微笑みながら去っていきました…

 

するとそこへまた別の女性が…

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「これは他と比べても青いでしょ」

「まだ作ったばかりでこれから徐々に色が抜けて、落ち着いた色になっていくんですよ」と親切に教えてくれました。

しかもその女性はここで竹細工を教えているとのこと。

その女性曰く、

「ここに置かれている竹細工を作られている「藤谷幸也さん」は御年80をすぎており、私たちの憧れの存在です」とおっしゃってました。

「儲けようという考えも希薄で、しかも作るスピードがとても速いのでこんなに安いんですよ。私たちが作ったら到底この値段で出せません」と…

そう言い放った女性は颯爽とどこかへ去っていきました…

確かに3000円~5000円程度のものが多く、安さに驚きました。

これは買う以外の選択肢はないなと決断した私は再度吟味します…

 

新しい仲間たち

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そしてついに決定。

どうですか。素敵でしょ。

これで3500円ですからね。

 

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あとこの左下のカゴも。

これが2500円だったかな。

安すぎて申し訳ないぐらいです。

これを10年20年と使い続けた先を想像するだけでニヤニヤしてしまいます…笑

 

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他にも様々な竹細工がありました。

 

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背中に背負うタイプのものも。

カゴやザルや照明などなど。

竹細工、いいですよね。

一気に虜になりました。

いっそのこと、これ読んで自分でも編んでみようかなと本気で思ってます。

 

 

 

大・大・大満足な私は「くまもと工芸館」をあとにします。

 

くまもと工芸会館

http://www.kumamoto-kougei.jp/

 

次は熊本県人吉市にある「魚座民芸店」に行きたいところですが、時間の兼ね合いで行けそうにないためパスして、「工藝きくち」へと向かいます…

つづく…

民藝を巡る旅・熊本⑤「工藝きくち」に行かずしてどこに行く!

 

今回の旅はこちらからすべてご覧いただけます。

熊本・民藝の旅