オールドやヴィンテージのラグ・絨毯好き必見の素晴らしい本が発売されました。
その名も…
「Aged Rugs of Nomads & Villagers 遊牧民と村々のラグ」
キリム&パイルラグの本格ガイド
240枚のヴィンテージ、オールドラグを一挙公開
ヴィンテージラグなどが好きな方ならもうタイトル見ただけで、中が気になって気になってしょうがないと思います…
著者は京都に本社があるグランピエ商会の前田慎司さん。
西洋民芸の店グランピエは1971年、京都は銀閣寺・白沙村荘の橋本関雪のアトリエだった洋館の地下でスペインの民具・陶器等を扱う店として開店。
現在は東京、横浜、大阪、京都に店舗があり、多くのファンに愛されている名店です。
西洋民芸の店グランピエは京都・大阪・東京・横浜にあります。スペインのものを始め、各国の民芸品・印度の衣料品・ラグ・布もの…
本店は京都にあります。
京都にあるアンティークショップ、北欧ヴィンテージショップ、古道具屋はこちらでまとめてます。
→【京都】おすすめの北欧ヴィンテージ、アンティークショップ、古道具屋まとめ
そのグランピエ商会のバイヤー・前田慎司さんが出された「遊牧民と村々のラグ」では、西アジアからヨーロッパの貴重なヴィンテージやオールドと呼ばれるラグを写真付きで240枚も紹介されています。
地域別にアフガニスタン、中央アジア、イラン、コーカサス、トルコ、その他の地域の6つに分類。
日本語の本でここまで詳しくヴィンテージやオールドラグについて産地などの情報が詳しく書かれている本は見たことありません。
というよりこの本に勝るものがこれからも出てくることはないのでは?と思うほど素敵な本です。
織り方や文様についても詳しく紹介されており、非常に勉強になります。
北欧ヴィンテージ家具好きの私としては、数か月前紹介した「名作椅子の解体新書」で久々に本で大興奮しました。
(こちらで詳しく紹介→北欧ヴィンテージ家具マニア必見!「名作椅子の解体新書」)
しばらくはないであろうと思った大興奮が「遊牧民と村々のラグ」を読んだことで、数か月後にまたやってくるとは…
俄然、ヴィンテージラグが欲しくて欲しくてたまらなくなりました…
やってくれるじゃないか、「遊牧民と村々のラグ」よ…
そもそもこの本との出会い(大袈裟…)はたまたまネットを見ていた時に見つけました。
タイトルの「遊牧民と村々のラグ」と表紙のラグを見て、これは絶対に面白いはず!と思って即購入しました。
あまり詳細を確認していなかったので、届いてまずビックリなのが、サイズとボリューム感。
サイズは縦25.5cm、横19cmと文庫本と比べてもだいぶ大きいです。
あと、ページ数にビックリ!288ページもあります。
約2センチという分厚い本です。
参りました…
これはずっと手元に置いておきたい素晴らしい本です。
世の中にこのような本がもっともっと増えるといいな。ラグや絨毯が好きな方はもちろん、インテリアやテキスタイル、民藝などに興味のある方にもおすすめです。
ぜひ一度手に取ってみていただければと思います。
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