香川旅の2日目は早朝から栗林公園に来ました。
栗林公園は月によって変わりますが、遅くても7時には開園してますので、早朝から行動したい方にはおすすめです。
栗林公園
栗林公園は高松藩主松平家の別邸として、400年ほどの歴史がある江戸初期の回遊式大名庭園で、現在では国の特別名勝に選ばれています。
江戸時代に100年ほどかけて造られました。
特別名勝とは「庭の国宝」ともいえるもので、日本には24ヶ所あり、そのうちの13ヶ所は京都にあります。
栗林公園の広い園内には池が6つと13の築山があり、その広さは東京ドーム約16個分という広さ。奥に見えているのは紫雲山です。
一歩一景と言われる歩くごとに変わる風景は1000本もの手入れされた松があってこそのことでしょう。
掬月亭
掬月亭はフランスの旅行ガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で最高評価の3つ星に選ばれています。
また、アメリカの庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングでは、足立美術館、桂離宮に次いで3位選ばれるなどるなど、世界的にも高く評価されています。
中村好文さんの本「意中の建築」で知ってから、すごく気になっていたので、胸が高鳴ります…
ここの看板の上にある屋根が可愛すぎます。
ここの解放感、ぜひ一度味わっていただきたい!
伝わりますでしょうか、この解放感。
まるで庭の中にいるような感覚です。
ここに座ってボーっとするのがおすすめです。
我が家がこんなんだったら最高だろうなと…
掬月亭は、個人的には栗林公園内で一番好きな場所です。
香川県庁舎・東館やイサムノグチ庭園美術館、ジョージナカシマ記念館など有名どころを今回の旅では回りましたが、一番感動したのは「掬月亭」でした。
騙されたと思って行ってみてください。
本当に本当に素晴らしいところですから。
私が保証します!
続いてはこちら…
商工奨励館
明治32年に「香川県博物館」として開館。
開館以来、100年にわたり香川県の文化や芸術を紹介してきました。
こちらでは、香川の特産品や工芸品などを展示・紹介されています。
土日や祝日には伝統工芸士の実演なども行われていますので、行くなら週末がおすすめです。
カフェスペースもありますので、ゆっくりと庭を見ながらの食事も楽しめます。
2階には讃岐民具連に共感して、自身もメンバーとして活躍したジョージ・ナカシマの家具が多く展示されてました。
コノイドチェアがずらりと。
圧巻ですね。
昨日、ジョージナカシマ記念館に行ってきたこともあり、 俄然テンションは上がりました。
実際にコノイドクッションチェアに座ってくつろぐことができるスペースもあります。
とても贅沢です。
栗林公園に行くなら、必ず商工奨励館にも行きましょう。
ジョージナカシマについてはぜひこちらも。
讃岐民芸館
讃岐民芸館も栗林公園内にあります。
栗林公園に入るには入場料がかかりますが、讃岐民芸館は無料です。
設計は香川出身の建築家・山本忠司。
4館構成になっており、新民芸館、古民芸館、家具館、瓦館の4館で構成されています。
焼物や木工品、漆器など約3900点を貯蔵しており、その中の約1000点が展示されています。
栗林公園に行くなら、必ず讃岐民芸館も一緒に見て回りましょう。
栗林公園
HP:https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden
讃岐うどん「上原屋本店」
高松に来たからにはうどんを食べます。
栗林公園のすぐ近くになる讃岐うどんの有名店「上原屋本店」
うどんとコロッケとの組み合わせが絶品と評判です。
お昼の時間帯に行くと行列ができてますので、ちょっと早めに行くなど、時間をずらすことをおすすめします。
上原屋本店
おわりに
栗林公園最高です。
早朝から開いてますので、朝の時間を持て余す旅2日目の早朝に行くのもおすすめです。
香川県庁舎・東館、イサムノグチ美術館、ジョージナカシマ記念館もそうですが、栗林公園、掬月亭も私のもう一度行きたいリストに追加です。
みなさんも一度足を運んでみてはいかがですか。
次は讃岐民具連の家具などを見に高松市歴史資料館へ…
次は高松市歴史資料館。目的はこちらを鑑賞するためです。既に終わってますが悪しからず… 楽天トラベルで予約じゃらんで予約 高松市歴史資料館 「心を豊かに[…]
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