今回はドイツに行った時の話です。
2011年頃の話なのでだいぶ前の話ですが…
ドイツと言えば、目的はただ1つ。サッカーでもなく、ビールでもなく、ソーセージでもなく、
そう、Bauhaus(バウハウス)です。しかも、今回は泊まります!
バウハウス好きの方、必見です!!
Bauhaus(バウハウス)に宿泊
ベルリン中央駅。
バウハウスがあるデッサウまでの行き方ですが、ベルリンから直行便の電車で1時間半ほど。
デッサウ駅に到着。
南口から出て、ここからは徒歩で。
歩いて10~15分ほど。
到着!
これまで何度も本などでは見ていましたが、実際に建物、ロゴを見た時は何か不思議な感覚になりました。
本当にあるんだなと…
ちなみにバウハウスに泊まれるとは言いましたが、どこに泊まるかというと、ここの右端に写っている白い建物です。
右端の白い建物、反対から見るとこんな感じです。
ここに泊まれるんです!想像するだけでゾクゾクしますよね。
当時は学生寮でした。
宿泊料金
気になる金額ですが、どれぐらいだと思いますか。
1~2万円程度?
いやいやそんなに安くないか。
3~4万円ぐらい?
違います。
現在はシングルで45ユーロ(日~木曜)
1ユーロ=140円で計算したとして、6,300円。
えっ??
初めて見た時、自分の目を疑いました。
1桁違うのかなと。(私が泊まった時は現在よりも安い30ユーロでしたので、4,200円ぐらい。)
ユーロに慣れていない自分は何度も計算しましたが、やはり間違いありませんでした。
ダブルでも65ユーロ、8,400円。
私が泊まった時にはありませんでしたが、当時を再現した「Reconstructed room」が55ユーロ、7,700円。
金、土曜はそれぞれ5ユーロずつ高くなります。
Prices
Single room regular
Sunday to Thursday: 45 €
Friday and Saturday: 50 €Double room
Extra bed possible
Sunday to Thursday: 65 €
Friday and Saturday: 70 €Reconstructed room (single room):
Sunday to Thursday: 55 €
Friday and Saturday: 60 €
宿泊施設案内
特に食事等はなく、素泊まりです。
ただ、1階というか半地下に食事ができるところがありますので、特に困ることはありません。
あと、部屋に風呂・トイレ・キッチンはなく共同です。
共同キッチンは必要最低限です。1泊だけでしたので、使うことはありませんでした。
続いて、共同シャワー。
洗面台は3つありますが…
肝心のシャワーは1つでした。
ちょうど1人だったので、問題なかったんですが、他の人と一緒になったらどうなってたんでしょうね。笑
肝心の部屋はこちら。
通常のシングルルームです。
家具はトーネットのマルト・スタムのチェアとデスク。照明はミケーレ・デ・ルッキのアルテミデのトロメオでした。
フロアランプもトロメオ。
バウハウスらしく、いたってシンプル。
バルコニー。
手すりの高さが低いので、受付で気を付けてねと言われました。今の建築基準ではクリアできない高さとのことでした。
バルコニーからの眺め。
夜になり、改めて写真を撮りました。
うん、良い感じ。
意気揚々と外に出たら、何と私が泊まっている建物が大変なことに…
夕暮れ前はこんな感じですが…
夜になると…
なんじゃこりゃ!
学生と思しき男の子によるライトを当てた作品?です。
なんだよ、バウハウス!
やってくれるじゃないか!!
もう、興奮しっぱなしで写真を撮りまくりましたよ。
おわりに
バウハウスに泊まれるというだけで興奮状態の私に、追い打ちをかけるように現れた予想だにしない展開…
鳥肌が立ちました…
さすがバウハウスだなと改めて感銘を受けた私は、数年経った今でも忘れられない
「人生最高の旅」
になりました。
みなさんも機会がありましたら、ぜひバウハウスへ。
必ず「最高の旅」になることでしょう。
宿泊の詳細はこちらから。
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