はい、これ、ヴァーナー・パントンの照明です。
LamPetitという名前です。
デザインは1966年。
一応、メーカーはLouis Poulsen(ルイス・ポールセン)なんですよね。
パントンというと、
Panthell(パンテラ)とか
VERPAN(ヴァーパン)のVP GLOBE 50(VP グローブ)が有名ですが、これは見る機会がほとんどないので、知っている人はあまりいないのではないでしょうか。
なんでしょうね、この独特な感じは。
スタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」に出てきそうですね。
この照明との出会いですが、東京の学芸大学駅から歩いてちょっと行ったところに「biotope」という北欧ビンテージ雑貨のお店がありました。
今はbiotopeという名での実店舗はないですが、「doinel」としてきた北青山で営業されてます。
その学芸大の「biotope」で蚤の市みたいなのをやっていて、電球が無く、通電確認ができないとのことで確か1000円ぐらいで買いました。
特殊な電球のため、日本では扱いがないとのこと。
最悪、点灯しなくてもいいやと思って購入し、しばらくはオブジェとして部屋に置いてました。
しばらくして、電球を手に入れることができたので、恐る恐る、試してみました。
すると何ということでしょう。
点灯しました!!
色んな表情を楽しめます。
パンテラとかVPグローブ等とはデザインが異なるんですけど、なんでしょうね、
パントンらしさが出てますよね。
色がオレンジっていうのもあるけど、この何とも言えない愛らしいフォルムがパントンらしさを醸し出しているんでしょうか。
当時はブラックやグレーなども販売されていたようです。
使い勝手は正直良くないんですけど、雰囲気があって好きです。
一応、明るさは2段階の調整ができるんですけど、すごく暗いです。
照明としての機能はほぼないです。
常夜灯レベルの暗さです。。
まぁ、そこが愛らしいというか何というか。
手がかかる子ほど可愛いとよく言ったものですので、この照明も同じですね。 (無理やり良いところを探して好きになろうとしている自分がいます。笑)
ほんと、モノとの出会いって面白いなーと思う今日この頃です。
みなさん、暗くて可愛らしい照明はいかがですか?